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2021.01.29

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『怒り』に向き合う(年中 たんぽぽ組)

子どもも大人も怒ることってあると思います。私も人間なので、怒ってしまうことがあります。

そんな私が子どもたちの前で笑うことが出来なくなった時、子どもたちに言われた言葉があります。

「先生怖い」・・・そんなことを言われて、傷つかない人はいないですよね。私も大きく心が動いた瞬間でした。

そんな私が自分の怒りの感情とたたかう最終手段として手に取ったものが、アンガーマネジメントの本でした。

アンガーマネジメントとは、自分の怒りと上手に向き合うための心理トレーニングのことです。

 

私はこの本を読んで、怒りについての考えが変わりました。

保護者の方々の中にも「怒り過ぎっちゃった」ということがあるのではないでしょうか。

ぜひ、このアンガーマネジメントを通して、皆さんのお力になれたらと思っています。

 

 

怒りは第二次感情であると言われています。

第一次感情が「辛い、苦しい、悲しい、悔しい、分かってもらえない」という類のものです。この第一次感情が積もり積もって、第二次の怒りの感情に変わるのです。子どもたちの行動の中にも、怒りの前に、その第一次感情があるように感じます。

 

例えば・・・

使っていたおもちゃを取られたら悲しい。だから怒って友達を叩いてしまった。

しっぽ取りでしっぽを取られたら悔しい。だから怒って仲間から外れてしまう。

 

そのような第一次感情の気持ちが怒りに変わってしまう前に、ありのままの気持ちを受け止める事が大事であると思います。

もちろん大人は「私は悲しいから怒っているんだ」と自分の気持ちを理解し認めることは出来ますが、子どもたちはできません。

だから私たちが受け止めて代弁する必要があるのです。

 

子どもたちと過ごしていく中で、子どもたちの感情が第二次感情の怒りに突入しそうなとき、子どもたちに「6秒数えて深呼吸しよう」と声を掛けています。

それは怒りのピークが6秒であるからです。6秒待てば、頭の中を整理でき、何に対して怒っているのか理解しようとすることが出来ます。

また、怒りに任せて、叩いてしまったり、噛んでしまったりという、衝動的な行動を抑える働きがあります。

 

深呼吸は、怒っている時だけではなく、息を整えたい時や、気持ちを切り替える時に、子どもたちと実践しています。ざわついた気持ちが少しでも落ち着くようにとの願いがあります。

 

「6秒数えて深呼吸」を、子どもたち自身で出来るようになったら嬉しいなと感じる今日この頃です。

 

怒りと向き合うことは簡単ではありませんが、子どもたちも私たち大人も怒りの感情と上手に付き合っていけたらいいなと思っています。

 

文責:中村

 

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