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2021.02.12

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給食の食材を知る(年中組)

みんなの大好きな給食‼️

もちろん保育者にとっても、子ども達と一緒に食べる給食の時間が楽しみです。

 

今回は、錦ヶ丘の給食の食材について子ども達と考えたり、園の畑にある野菜に触れたりしたことをお伝えします。

 

 

 

 

 

前日から準備しているんだ!!


この写真は何を作っていると思いますか?

 

その通りです!昆布巻きです。

この写真を子ども達に見せても『?』だったのですが、前日から昆布を水で戻し、魚を巻いて作っていることを伝えました。

魚の名前を考える時に鯖や秋刀魚の写真を見て、背中の模様から『鯖だ!』と気付く子どももいました。

その日の昆布巻きはおかわりをする子ども達がたくさんいました。

 

また、煮豆の金時豆も、実際に保育室で前日から水に浸けて、明日どうなっているかを観察しました。

シワシワだった豆がふっくらと膨らみ、大きくなっていることに驚いていました。

そしておいしい煮豆になって給食に出て来た時「甘くて美味しい」「食べたことある」ととても喜んで食べていました。

 

 

昆布巻きや煮豆について知った時、前日から準備していることに驚いていた子ども達でした。

 

こうや豆腐が食材の日は…


水に戻す前のカチカチのこうや豆腐を手渡し、持った感触・におい・重さなどの感想をサークルタイムで伝え合いました。

「これは木かな?スポンジかな?」と、食べ物とはほど遠い発想‼️

だからこそ楽しいやり取りができます。

実際に調理されたこうや豆腐は、肉巻きのような感じでした。

肉を先に食べ、こうや豆腐だけの状態にして味わいながら、なんでこんなに柔らかく美味しい味になっているのか不思議でたまらない子ども達は「給食の先生に聞きに行こう」と張り切っていました。

聞く前にどうして柔らかくなったのか考えていたので、煮たことを聞くと「やっぱり」と得意げな表情でした。

 

 

 

白菜でクッキング!


そしてこの写真は、のはら園の畑で取れた白菜の写真です。立派ですよね!

 

この白菜を切って袋の中に入れ、塩をかけてしばらくおくと水分が出てきました。

それを見た子ども達は、「白菜からおしっこが出てきた…!」と大喜び‼️

塩味の白菜の味!塩昆布と胡麻油を少し入れた味!両方味わっていました。

塩昆布を入れた白菜が人気で、材料を確認して帰った子ども達は家でも作ったそうです。

作り方や材料をしっかりと伝えられたことが、本当に素晴らしいことだと思いました。

 

 

実際に体験する中で、感じたこと触れたもの、においなどは子ども達の心に届きます。

その時の感情が溢れ、言葉として表現された時、素敵な発想として伝わってきます。

食材に触れて給食を知ることで、毎日食べている食べ物で体が作られ健康でいられることを知って欲しいという願いと同時に、食材を五感で感じ、より一層美味しく感じて食べてもらいたいと思っています。

活動の中で出てくる子ども達の豊かな表現や発想を聞くことが何より楽しみな私です‼️

 

文責:西元

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