お知らせ

2021.03.25

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輝け、大好きな子ども達(ぱんだ組)

1年間共に過ごした子ども達と残りわずかのサークルタイム(話し合い活動)。

今回は、“将来の夢について”と、“この1年で楽しかったこと”を聞いてみました。

「私は、ケーキやさんになりたいです」「僕は煉獄さんになりたいです」等、立って発表する子ども達の表情はいつもよりも真剣であり、そして周りの子ども達も耳を澄まして聞いていました。

 

今回は、最近の出来事とその時の子ども達の様子から感じたことをお伝えいたします。

憧れの気持ち

今月の避難訓練は、消防士さんにも来ていただいて訓練の心得を教えてもらいました。訓練の後、消防車の見学をさせてもらった子ども達。初めてお会いする消防士さんに緊張するのかなと思っていましたが、「ホース持ってみたいです」「どうして消防士になったの」等、積極的に質問をしていました。消防士さんが「これから学校で運動や勉強を頑張ると消防士になれるよ」等、子ども達の話を受け止めて返してくださった言葉は、子ども達にとって嬉しい出来事だったと思います。

そして、このような体験が、これから羽ばたく子ども達の未来へと繋がる一歩のようにも感じるひと時でした。

私は、その話を聞きながら自分の幼い頃の将来の夢を思い出しました。

私がこの保育者という道に進もうと思ったきっかけは、年長組の担任の先生との出会いでした。毎日、通っていた園生活がとても楽しくて、皆勤賞をもらった最後の1年。将来の夢へと心を大きく動かした最初の経験でした。

その後、自分のペースではありましたが、コツコツと志して頑張ってきたからこそ、今ここに大好きな子ども達や職員、錦ヶ丘にいられるのだなと思っています。

 

心を動かす経験から生まれる憧れやなりたい気持ち。いつの間にか何か好きなことを見つけ、好きなこと(遊び)をすることが当たり前のような感覚の毎日。

幼児期には、様々な遊びを体験し、「楽しかった」「またして遊びたいな」「できたよ」等を感じることができる遊びと出会ってほしいと、心から願っています。

 

最後に… 今すぐではなくても、日々の努力は実ると私は思っています。

「ピアノが楽しいです。今年も全国のコンクールに行くことができるよう頑張ります」「持久走大会で初めて1位になりました」「お姉ちゃん、テストで100点取ってたよ」等、園を巣立っていった子ども達の姿が浮かぶ嬉しい便りは、風のように流れてきます。

これから楽しい未来が待っている子ども達。1年後、5年後、10年後とそれぞれの子ども達が自分らしく羽ばたく姿を楽しみにしながら、今できる遊び等の環境を考えてこれからも大好きな子ども達の傍にい続けたい気持ちをもっていたいと思っています。

 

自分を信じてこれからも活躍する錦ヶ丘に携わってくださった全ての皆様のことを、応援しています。

1年で楽しかったこと…「泥団子を作ったこと」「○○ちゃんと遊んだこと」「今日は悲しかった…」等、自分の言葉で表現できるようになった子ども達。できるようになったこともたくさんありました。

これからも家族や周りの人と楽しい園生活を送ってほしいです。

 

文責:幸泉

 

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