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2021.05.24

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園内研修「特別支援/療育との関わり」

5月15日(土)、今年度2回目の園内研修「特別支援/療育との関わり」を行いました。

今回は、まふぃん錦ヶ丘から職員2人、まふぃん上之園から職員1人に来ていただき、日頃職員が療育と関わる中での一つ一つの取り組みの意図やねらい、を知ったり、事務的な書類の役割などを学んだりすることができました。

 

 

療育とは?


療育、と聞くと、どのようなイメージを持たれるでしょうか?

障害がある子どもが行くところ、というイメージが多いのかなと思いますが、実は、療育に通っている大多数の子どもは、療育手帳(障害の判定)は取得していないのです。

生活を送る中で、その子ども自身が感じる困り感を少しでも少なくし、心地よく過ごすことができるように、大きな集団で生活を送るときの「できた!」に向けて、小さな集団で練習していく場として、療育はあります。

 

鹿児島市内には、300を超える発達支援事業所があり、吉野地域だけでも30以上の施設があるそうです。

それだけ、社会的にもニーズが増えている療育施設。

園と並行して療育に通う子ども達も多く、こども園の職員も送迎や連絡会などで様々な療育施設の職員の方と顔を合わせています。

 

その中でも、同じ法人だからこその共通のビジョンを持った関わりができることが、まふぃんとこども園が連携を図る上での大きな強みです。

 

 

まふぃんとこども園


まふぃん錦ヶ丘の活動は「社会性を育てること」が大きなねらいです。

こども園の活動の中にも、社会性を伸ばすために、“意図的に”擦れ合いが生まれる環境を作ったり、順番を待たなくてはならなかったりする状況を作ったりすることがあります。

 

また、「こんな時、どうしてますか?」「大人の関わりや環境作りで悩んでいて、相談に乗ってください!」等、こども園職員も普段からよく相談させていただいています。

まふぃんのスタッフも、日常的にこども園に利用園児の様子を見に来てくださったり、連絡会で情報共有をしたりしています。

同じ法人で同じ方針の下、子どもの育ちを見ていくことのできる良さを、職員自身が日頃から感じています。

 

今回の研修での学び


今まで目にしていた療育に関する事務的な書類の役割や、療育を利用するに当たって園が準備する書類の作成時に大切なポイント、そして連携を図るために行なっている取り組みについて、具体的に学ぶことができました。

また、職員同士での情報共有や、保護者の皆様・職員間・療育施設の方々とのコミュニケーションの大切さを、改めて感じました。

日常的な情報共有やコミュニケーションは、保護者の皆様や子ども達へのより良い支援へと繋がります。

より良い支援が、やがては子ども一人一人の心地よい生活や確かな育ちに形となって現れるよう、職員間はもちろん、保護者の皆様とも一緒に、協力していけたら幸いです。

 

 

今回の学びや感じたことを、一人一人が意識してこれから先の療育施設との連携にしっかり生かし、子ども達の育ちを沢山の人達で見守り、支えていきたいと思います。

今回も、13時迎えにご協力頂いた保護者の皆様、ありがとうございました!

 

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文責:迫田

 

 

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