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2021.06.26

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僕も、私もやってみたい!~運動遊び~(3歳児年少組)

先月行われた年中・長組の運動会。

年少組は、普段の遊びの中で年中組や年長組が園庭でかけっこやエビカニクスを踊って楽しんでいる様子を、じーっと興味を持ってみていました。

そしてそこから子ども達の運動遊びが広がっていきました。

 

年中組のかけっこを見て憧れを抱き、『やってみたい』気持ちを持った子ども達が、自分達で楽しみ始めた【よーいドンごっこ】

そこから年少組の子ども達の運動会ごっこが広がっていきました。

 

 

保育園での発見!!


ある日保育園に遊びに行くと、保育園で運動会の予行が行われていました。

保育園の砂場で遊びながらも、チラチラと運動会活動を見ている子ども達も!

 

その日のサークルタイムで保育園の友だちがどんなことをしていたのか聞いてみると…

『運動会!』『かけっこしてた!』

『踊ってた!』『ボールで遊んでた!』

と、沢山の意見が飛び交いました!

ボールで遊んでたというのは玉入れのことです。子ども達が玉入れゲームに興味を持った瞬間でした。

 

 

運動遊びへの興味・関心


それから日頃の保育の中で戸外遊びから保育室に戻る際などにみんなでかけっこをしたり、運動会で踊ったエビカニクスをクラスで踊ったりして楽しんでいます。

そして、玉入れゲームを知ったことから私達もどうにか玉入れゲームをさせてあげたいと考えていた頃、年少組に実習生が来ました。

うさぎ組の実習生が、研究保育で新聞紙遊びからの玉入れゲームを考えていました!

『これは良いタイミング!!』と、真っ先に子ども達が目を輝かせて喜ぶ顔が浮かびました。

想像通り、子ども達は、ルールを理解しつつも無我夢中で新聞ボールを投げ、玉入れゲームを満足するまで楽しみました。

 

年中組や年長組、保育園の運動会の取り組みから憧れを持ち、子ども達の『やってみたい!』と抱いた思いがどんどん様々は形で繋がり、実現されていきました。

最初はほんの一部の子ども達が興味を抱き、【よーいドンごっこ】を楽しんでいましたが、友だちが楽しむ様子を見て少しずつ運動遊びの輪が広がり、遊びのバリエーションも増え、どんどん興味から『やってみたい!』と挑戦する気持ちに変わっていきました。

 

 

目にしたことがきっかけとなり、体験することで経験に繋がる


4月に進級・入園し、まずは新しい環境や集団生活になれることから始まる子ども達。

遊びもそれぞれが好きな遊びを見つけ、一人遊びを存分に楽しむ時期でもあります。

そのような時期に子ども達に大人からかけっこや競技を進め、活動に取り入れることをしていたとしたら… 少し心のプレッシャーに感じる子どももいたかもしれません。

 

しかし、運動会シーズンの取り組みを見て時間をかけて意欲を高めたり、友だちの遊びの様子を見て『僕も、私もやってみたい!』と関心を持つことで、集団生活にも慣れてきた今、年少組の子ども達一人一人が楽しんで運動遊びを楽しんでいます。

普段から楽しんでいる運動遊びを、参観週間で保護者の方々にご覧になっていただけたらと計画中です。

子ども達が【身体を動かすことの楽しさ】を感じながら遊ぶ様子を、是非あたたかい目で見守っていただけたらと思います。

また、来週のぱんだ組のブログで、運動遊びをする事で子どもにとってどんなことが身につくのか紹介していきます。そちらもお楽しみに!

 

文責:若松

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