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2025.12.10

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味噌を作ってみました!(年中組)

錦ヶ丘でおなじみの味噌。

味噌汁だけでなく、「さばの味噌煮」「白和え」「豆乳汁」といったメニューにも使われています。

今回年中組では、「味噌作りを体験し、作り方に興味を持つ」というねらいで、子ども達の生活に身近な味噌を手作りすることにしました。

味噌をつくるにあたって

・味噌作りに興味を持つ

・味噌作りのイメージを膨らませることで、期待感に繋げる

この二点を目的として、絵本「はなちゃんのみそ汁」「みそこちゃん」を使って導入を行いました。子ども達からは「味噌って大豆なの?」「麹ってなんだろう?」と疑問を持つ姿が見られました。

そのような「なんで?」「どうして?」と疑問を持ち、知りたいと思えることを大事にしています。

味噌を作ってみよう

子どもたちと以下の工程で作りました。

  • つぶす

やわらかく煮た大豆をつぶしながら、「あったかいね」「形が変わっていくね」「いい匂いだね」と感触だけでなく匂いにまで気付いて、伝え合う姿がありました。

  • まぜる

塩と麹を混ぜると、大豆の感触の違いに気付く姿がありました。保育者は「これがみその赤ちゃんだよ」「優しくそっと混ぜてね」と伝えながら、ここから味噌ができていく期待感や、食べ物を大切に扱う気持ちに繋がるよう関わりました。

  • 完成!

丸めた味噌を袋に隙間なく詰めたら、後は完成まで待つだけです。味見では、「しょっぱいね」「早くお味噌汁にして飲みたいな」と楽しみにする子ども達でした。出来上がりは3ヶ月~半年後。完成が楽しみです。

味噌作りを終えて

僕も子どもたちと同じで、初めての味噌作りでした。

味噌の作り方も知らないところからの始まりでしたが、インターネットや本を見て調べたり、過去のブログや年長組の作っている様子を見たりして活動当日に臨みました。

子どもと一緒に味噌作りを体験することで、材料が味噌になる喜びや、完成までの期待感を感じることができました。

今後、味噌作りだけでなく、野菜を育ててみたりクッキングをしたりと、大人も子どもも一緒に何かを作り上げる喜びを感じながら、過程や変化を一緒に楽しんでいきたいと思います。

文責:永吉

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