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2021.07.02

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友達との関わり・友達の姿を見て広がる遊び(4歳児 年中たんぽぽ組)

運動会が終わり、1ヵ月が経ちました。子ども達は、この1ヵ月運動会の余韻を楽しむ姿が見られます。

運動会後の子ども達の遊びを見ていると、色々な友達との関わりが増え、友達と一緒に遊ぶ姿も多く見られるようになりました。さらに、友達の姿を見て、「やってみたい」「やってみようかな」と一人ひとりの遊びも広がっているように感じます。

 

 

年長組さんに憧れて


運動会後、戸外に行くと、子ども達から「年長さんのように走りたい!」と言う声が聞こえてきました。

園庭に、トラックを作ると、みんな嬉しそうに走り始めます。

 

最初は、何週もトラックの周りを一生懸命走っていましたが、一度休憩をすると、、

いつの間にか競争が始まっていました。「よーい!どん!」と掛け声を掛ける役割も決め楽しんでいました。

最初は、数人だった子ども達が、あっという間に大人数に!友達からの影響はすごいですね!

 

また、三輪車に乗っていた子ども達は、「三輪車で競争しよう!」と子ども同士で声を掛け合い、三輪車レースをする姿も!

年長組の友達への憧れから、遊びが始まり、自分達で考えた遊びへと発展していきました。

子どもからの思いを受け止め、環境を少し変えるだけで、子ども達の遊びの幅がどんどん広がります。今後も、子ども達の話やつぶやきに耳を傾けながら、遊びが広がるような環境作りや保育を考えていきたいと思います。

 

 

錦ヶ丘保育園のもも組さん(年中)と運動会ごっこ!


6月の中旬、保育園の年中組さんと交流を行いました。

保育園の子ども達も同じ頃に運動会があったので、運動遊びを行いました。

たんぽぽ組の子ども達も、運動会の余韻を楽しんでいたので、保育園の子ども達が運動会でした遊びも一緒にやってみることに!

今年度、初めての交流で少し緊張している姿もありましたが、昨年も保育園に遊びに行っていたからか、「よろしくね」と声を掛け合っていました。

かけっこでは、保育園の子ども達と走ることで、子ども達なりに気付きがあったようです。

いつもは、自信満々な男の子が、「保育園の友達は足がすごく速い。」と声をかけてきました。

私は、その言葉を受け止めながら、やる前から諦めるのかなと思っていると、「でも、僕負けたくない。」と真剣な表情で思いを伝えてくれました。

その子は、自分の番で一生懸命走り、1番にはなれませんでしたが、「次は1番になれるように頑張る!」とやり切った表情でした。

子ども同士の関わりの中で、良い刺激を受けていたように感じます

 

たんぽぽ組の子ども達にとって初めての綱引き!

最初は、コツがつかめず、「よーい!どん!」の掛け声で、引っ張られてしまいましたが、何回かするうちにコツがつかめてきた様子でした。

6回ぐらい行い、1回だけ、たんぽぽ組が勝つことが出来ました。こども達もずっと負けていたので、勝てた時の喜びはとても大きかったです。

その他にも、リレーやバルーン、ジャンボリミッキーのダンスを踊りました。

 

こども園に帰る時には、子ども同士で「また、遊ぼうね」「次は好きな遊びをしよう」「今度は、こども園にも遊びにきてね」という声を掛け合っていました。この言葉や、子ども達の表情を見ながら、楽しかった様子が伝わってきて嬉しかったです。

また、今後も交流ができたらいいなと思います。

 

今回、運動会の余韻を楽しむ中で、周りの人から沢山の刺激を受けた子ども達。様々な人と関わる経験を増やしていくことで、『友達と一緒に活動することの楽しさ』だけではなく、『意見がぶつかり思うようにいかず楽しくない』という思いもでてきます。

そんな経験の中で、相手の気持ちに気付いたり、ときには自分の気持ちに折り合いをつけられるようになって欲しいと思います。

運動会後に子ども達が「やりたい」「やってみよう」という気持ちを持って取り組んだ運動遊びの経験が、きっと来年に繋がるのではないかと思います。

 

 

文責:武石

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