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2021.09.17

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色遊び(1歳児 つくし組)

 

 

大好きな絵本の世界


上の二枚の写真は、つくし組の子どもたちが四月から読んでいる『どんないろがすき』という絵本です。

保育者が歌いながら読み聞かせをするうちに、いつの間にか子どもたちも一緒に口ずさむようになりました。

大好きな絵本は、何回読んでも飽きることがなく、子どもたちは喜んで見ています。ご家庭でも「もう一回よんで!」と催促されることがあるのではないでしょうか?

一緒に歌いながら読み聞かせする時間は、私にとっても心がほっこりする幸せな時間です。

 

 

つながる世界


下の写真は、一枚の大きな紙にクレヨンでお絵描きをしているところです。

自分で使いたい色のクレヨンを選びながら、思い思いに描いていましたよ。

 

その時!!「どんな色が好き?◯◯♪」「いろ、いろ、いろ‥♪」と歌を口ずさみながら描き始めた子どもたちがいたのです。その姿に私たち職員は、驚くと共にとても嬉しい気持ちになりました。

子どもたちの中で、『大好きな絵本の中のクレヨン』と『自分が使っているクレヨン』や『描いている色』がつながった瞬間でした。

 

様々な経験を積み重ねるうちに、子どもたちの中で、これまで一つひとつ別々な活動として捉えられていたものがつながり始めたことを感じました。活動と活動がつながることで、子どもたちの世界はさらに広がりをみせていくことと思います。これからが楽しみです。

 

 

 

色を使った様々な遊び


◯一人一枚ずつの紙に水性ペンで絵を描きました。自分だけの“紙”にペンの色を変えながら、なぐり描きや丸などを満足するまで描いていましたよ。

 

 

◯ビニール袋の中に絵の具を垂らした紙を入れて、ビニールの上から感触を味わいました。手につかない不思議さや『にゅる』とした感触を感じていました。

手につく感覚が苦手な子どもも、少しずつ慣れていけるような環境や素材の工夫をすることで意欲的に遊ぶことができました。

 

◯色水遊びは、色を作るところから子どもたちと行いました。

絵の具が水に溶けて色が変化する様子に興味津々です。大好きな水遊びに色が加わったことで、たらいの中に手を入れた時に色水で手が見えなくなる不思議さやペットボトルに色水を汲んだ時の色の違いに気づいていました。

 

 

◯花紙で遊んだ時には、ふわふわの手触りやビリビリ破る感触などを感じたり、花紙の色の違いに気づいて色を選びながら遊んでいました。

 

幼保連携型認定こども園教育・保育要領の中に、『身近な環境に自ら働きかけ、好きな遊びに熱中し、やりたいことを繰り返し行うことは、主体的に生きていく上での基盤となるものである』とあります。

つくし組でも、様々な体験を通して子どもたち自身が五感を使い、試行錯誤する中で、豊かな感性を育んでいきたいと思います。

 

 

文責:川宿田

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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