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2021.10.29
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10/28のメニュー

10/28のメニューは、『鮭のけんちん焼き』『五目豆』『板麩の味噌汁』でした。
“けんちん”は、元々は細かく切った野菜や豆腐を具にして湯葉などで巻いて作る中国より伝わった精進料理のことを指します。
現在では、野菜を刻み、崩した豆腐と炒め合わせて作ったものを汁物にするとけんちん汁、蒸し物に仕立てるとけんちん蒸し、今回のような焼き物にするとけんちん焼き、といった使われ方をしているそうです。
塩胡椒で下味をつけ小麦粉を振った鮭に、水切りした豆腐・人参・干し椎茸・グリンピースを混ぜ合わせて酒・みりん・薄口醬油・片栗粉を加えたものをのせて焼きました。
豆腐や脂ののった鮭と合わさると野菜も食べやすかったのか、よくおかわりもしてくれていました。
五目豆は、大豆・人参・昆布・ごぼう・こんにゃく・油揚げが入っています。
大豆は乾燥のものを圧力鍋で柔らかくなるまで炊き、ごぼうは蒸し煮し、こんにゃくは1番最初に炒め始めて乾煎りするなど、1つの煮物に色々な手間をかけてより美味しくなるように作っています。
子ども達が好みそうな具材が無いので、五目豆って子ども達食べるのかな?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と人気で今日も残食はほとんどありませんでした。
このような料理も進んで食べられる子ども達は凄いな、と常日頃感じているところです。
昨日のランチボックスの日のようなお楽しみメニューも取り入れつつ、和食の味・旬のものも大切にしていきたいと思っています。
また、おやつは『栗入りはるこま』でした。
栗の甘露煮を小さく切って生地に混ぜ込み、甘露煮のシロップも少し加えた分、いつもよりきび糖を半分ほどに減らして作りました。
それでも甘みも出て、栗が入った特別感と季節感のあるはるこまに仕上がりました。
断面もとっても綺麗でした!
文責:米澤