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2021.11.09

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大人と子どもの対話から生まれるフェスタ(5歳児 年長組)

フェスタまであと1か月。

対話を大切にしている年長組では、フェスタについて子ども達と一緒に話をする時間を大切にしました。

 

 

フェスタって何?


子ども達に尋ねるとしっかりとした答えは出ず、「ん…」と悩んでいました。

昨年フェスタを経験している子ども達に年中組の時に経験した話をすることは簡単ですが、考えが凝り固まってしまうことも予想されました。

保育者は子どもがイメージできるような話をし、活動ごとに作っているポートフォリオ(保育を分かりやすく可視化した教材)を見せて話をしました。

 

 

いろんなことをしてきたね


活動の様子を見せると、「こんなことやったね!!」、「おもいだした」と、自分たちが経験した活動を嬉しそうに振り返ります。

保育者が「こんなことをしていたこと、家族のみんなは知っているかな・・・?」と声を掛けると、話しているけれどなかなか言えないこともある。

との声が聞かれました。そこで、年長組最後のフェスタは、出来るようになったことや、今まで経験した事を展示するフェスタに決まりました。

 

 

年長組だからこそ


さて、4月からの活動を子ども達と振り返り、フェスタの内容を決めましたが、年長の子どもたちが好きな事や得意な事を見守っていた保育者は、一人ひとりが輝く作品を展示しようと考えています。

その為には、子どもと大人が対等に話をし、「私はこう思うよ」、「あなたはどう思う?」と、話をします。自分の気持ちを伝える事、他者から自分を認めてもらうことの心地よさを感じてほしいという願いを込めて行っている活動の一つです。

 

 

言葉で伝えることが出来る5歳児だからこそ、

  • 言葉を使って表現すること
  • 言葉が生まれ、活動が発展すること
  • 友達と力を合わせて何かを達成すること

この3点を大切に一人ひとりを活き活きと表現できるフェスタになるよう、大人と子どもが力を合わせています。

 

4月からの活動をフェスタで。

そして、フェスタ後も続く連続的な遊びを楽しみにご覧下さい。

 

  文責:水之浦

 

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