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2021.11.15

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息を合わせる楽しさを感じる♪(3歳児 年少 ぱんだ組)

私たちは自分の中に様々なリズムを持っています。

 

呼吸のリズム。鼓動のリズム。歩くリズム。

生活のリズム。園生活でのリズム。集団でのリズム。

 

個々のリズムとともに、集団でのリズムを感じ、息を合わせることの素敵さ。喜びを感じる。それが達成感に繋がり、挑戦する意欲となっていきます。

 

 

3歳児~4歳児の子ども達は、友達と一緒に遊ぶことが楽しくてたまりません。じゃれ合ったり、ちょっかいを出したり、それが行き過ぎて、テンションがあがり、行動のコントロールが出来なくなることがあります。

集団生活・社会生活において場に応じた行動ができるように、園生活で様々な体験を行っています。

 

その一環で楽器を取り入れた遊びを行いました。

もちろん、音を親しみ楽しむことが大前提です。

初めて楽器にふれる子どもがほとんどで、好奇心の扉が全開になりました。

 

 

静と動。行動のコントロールと指示の理解をねらいに「カウベル」を使って、音を鳴らさないようにリレーしていくゲームを行いました。

カウベルとはウシの首に下げられる鈴です。

 

音を鳴らさないように持つにはどうしたらいいか。考えながら持ち、隣の友達に渡していきます。

静寂と緊張感の中、「チリンチリン」と音が鳴ってしまうことが多々ありました。

中には注目を集めたくて、鳴らしてしまう子どももいました。

 

ゲームを続けて1カ月!ついに音を鳴らさずにリレーすることに成功!

 

どこをどのように持てば音が鳴らないか、学習して成功することが出来ました。

 

全員の息がぴったり合った瞬間です。

達成できた喜びに思わず椅子から立ち上がって万歳をする子どももいました!

 

 

次に楽器遊びの活動です。

すず・カスタネット・タンバリン・トライアングルを準備して、それぞれ手に持ちます。

馴染みの曲に合わせて♩♩♩♩ 四分音符のリズムを刻む様子。

音を聴きながら合わせていく様子。

出だしから最後の決めの瞬間まで察知して楽器を奏でて遊ぶ様子。

集中力とともに、たくさんの笑顔で喜びに満ちていました。

 

来月フェスタを控え、子どもたちの「やりたい」「やってみたい」ことをサークルタイムで何度も話し合いました。

最近になり、楽器遊びが楽しくてたまらない様子。やりたいことが見えてきた子ども達から「楽器遊びやりたい!」と半数の子どもたちが選択しました。

 

 

 

ある日、のはら園のどんぐりを、ペットボトルの中にいれて遊んでいる子どもがいました。

その様子を見て、

「見て!これ面白いね。どんぐりを入れたらどうなった?」

と問いかけてみました。

 

子どもたちは「音がなる~!」「マラカスみたい!」と声があがりました。

早速、ドングリを入れて鳴らして遊びました。

 

「マラカスみたい!」と言った意見に沿って、音楽に合わせて鳴らしてみると、ペットボトルの中でドングリがコロコロ音をならしてとっても良い感じです。

 

 

子どもたちの発想から遊びが広がっていく瞬間や様子を見て、私たちはおもわずにやけてしまいます。

これから約1カ月、フェスタにむけて、子ども達の遊びの広がりを披露できる楽しさを感じながら日々を過ごしていきますよ~♪

 

 

文責:有川

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