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2021.12.07

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好きなこと見つけたよ!(2歳児 年少少 くるみ組)

先月、サークルタイムの際に少し難しい質問と思いつつ、にしきっこフェスタでお家の人に教えたい、自分の好きな事を問いかけてみました。

すると、「ハイ!」と手を挙げて、

「〇〇君は、葉っぱを見せたい!」

「〇〇ちゃんは、粘土!」

「水!」「ブロック!」「積み木!」

「コロコロのボール!」「どんぐり!」等、

どれもその子が好きな事で興味関心がある遊びを発言していました。

 

2歳児が、好きなことを見つける自分の思いを友達や保育者に伝える友達の話に関心を持ち聞こうとする姿は、まさに日ごろの保育の積み重ねがあるからこそだと感じています。

 

 

 

転がるが面白い


ママボールの活動から、様々な転がる物を見つけて転がす活動や絵の具を付けてダイナミックなスタンピングや転がしアートを重ねてきました。これは、球体の特性を直感的に知ることがねらいです。

 

そこで、ミルク缶やペットボトルを戸外に準備してみることにしました。

築山の斜面からミルク缶やペットボトルを転がしては追いかける遊びを繰り返し楽しむ姿から、ペットボトルのキャップ、ミルク缶の蓋を転がしたり、プライパンや石、鍋の蓋などもどうやったら転がるのか何度もチャレンジし試行錯誤する姿もありました。

缶の中に小石を入れて振ると音がすることに気づき、「見て!音がするよ!」と、誇らしげに気づいたことを教えたり、友達と一緒に石を入れた缶を斜面から転がし、試したりする子どもの姿もありました。

また、斜面を転がり全身でその特性を感じ、表現する姿もありました。

 

このように、子どもたちは、楽しい!面白い!を感じることで、様々な発見や不思議を見つけて遊びの世界を広げています。

くるみ組では、感覚遊び(新聞・粘土・花紙・シャボン玉・絵具・ボール・わらべうた・段ボール・運動遊び・のはら園等)を中心に、絵本の読みあいや様々なクッキング、自然遊び、リズム、童具、見立て遊びなど、それぞれの遊びの経験を重ねてきました。

その積み重ねの中で、子どもの喜怒哀楽を引き出し、気持ちを受けとめる関わりがあるからこそ、自己回復力や自己肯定感がぐんぐん伸び、自分に自信を持っている証であると考えています。

 

 

これからも、様々な経験ができる環境と安心できる保育者との関わり大切にしていきたいと思います。

 

文責:山﨑

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