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2022.02.04

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くるみ組の日々の中で(年少少・2歳児 くるみ組)

しっぽとり


冬の寒さに負けず、くるみ組は1月も思いっきり遊びました。外では砂場遊び、三輪車乗り、缶缶コロコロ(築山からミルク缶を転がすこと)やのはら園へ探索に行きました。

最近は「しっぽとりをした〜い!。」と子どもからのリクエストが多いです。”しっぽとり”とは帽子をしっぽにする鬼ごっこです。

園庭やのはら園に行くと「おいかけて〜!」と子ども達が大人に鬼をお願いし、捕まらないように一生懸命走って逃げています。そしてこの頃は子ども同士でしっぽ取りを楽しむ姿も見られるようになりました。

子ども達は”追いかけっこ”を純粋に楽しみながら、ルールも理解できるようになったようです。

今までは帽子を取られると悔しくて泣いていた子も、再び帽子をお尻にセットして遊び始めています。”追いかけっこ”の楽しさが分かってきたんでしょうね。

繰り返し遊び、経験を重ねる事で、ルールのある遊びの面白さを感じています。

友達との関わり


ある日外で遊んでいると三輪車の取り合いが始まりました。

見ていた子が「けんかしているよ。」と教えてくれたので、「ケンカですか?」と大人が現場に行き声を掛けると、「なにかあったけ?」と何事もなかったように場がおさまりました。

以前から子ども同士の争いごとがあった時、「ケンカですか?」と大人が声を掛けていました。

子ども達同士で「けんかですかぁ?」と仲裁している姿を微笑ましく見ています。♪ケンカはやめて~♪と大人を真似て歌っていた時は、思わず笑ってしまいました。

泣いている友達に「よしよし。」と優しく頭をなでてあげる子もいます。周りを心配してあげられるようになってきました。

まだ発達的に自分の思いを通したい時に気持ちの切り替えが出来ない時もありますが、子ども達は毎日の関わりの中で少しずつ折り合いがつけられるようになってきています。

信頼関係


研修で担任が教室を抜けて、他のクラスの大人にお任せした日の事。

ちょうど昼寝中で、起きた時間に帰ってくると「おかえり~。」とトーンの上がった声で大歓迎を受けました。

私たちの存在がその他大勢ではなくなり、信頼関係を築くことができた事を実感し、とても嬉しかったです。

休み明けに出勤すると、「○○さーん!」と見つけて子ども達が走り寄って来てくれ、「あのね~。」と自分の事を一生懸命話してくれます。

身近にいる大人に信頼を感じ、安心を感じて過ごすことができているのでしょう。ぎゅうっとハグすると、いい笑顔で喜んでいます。本当にかわいいくるみ組の子ども達です!

 

文責:西浦

 

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