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2022.01.26

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食べ物に興味を持つのが大事です!(0歳児 れんげ組)

先日、職員研修で【食の安全を守る人々】という映画を視聴しました。

食育に力を入れている錦ヶ丘だからこそ、職員みんなが「なぜ有機・無農薬野菜が良いとされているのか」を改めて知るために企画された今回の研修。私自身、初めて知ったこと、これから子どもたちに伝えていきたいことを学びましたので、ぜひここでご紹介させて下さい。

 

 

農薬の恐ろしさ


今回の研修で、農薬の恐ろしさを知りました。

畑では、野菜や米の育成の際、雑草を処理するために、‟除草剤”が多く使われていることをご存知でしょうか。

この除草剤の中には、グリホサートと呼ばれているものがあります。

このグリホサートは、体内に少なからず残留するものです。大人の体に残留した場合、ガンなどの疾患を患うと言われています。

そして、子どもは、大人より体内に残りやすいと言われ、子どもの脳に影響を与えやすく、発達に障害が生じてしまう場合もあるそうです。

 

 

私たちにできること


有機野菜や無農薬野菜がなんとなく良い物ということは分かっていても、良いといわれる理由は知りませんでした。

しかし、この映画を視聴し、栄養士の話を聞き、無農薬野菜や有機野菜が良いと言われている理由を知る事ができました。

農薬は、今の私たちに影響を直接与えるより、孫やひ孫の世代で影響を与えてしまう可能性が大きいそうです。

だからこそ、今の子どもたちの世代から良い物を食べていくことが大事なのだなと改めて感じました。

 

れんげ組の子どもたちの食事


れんげ組の子どもたちは、4月中期食から始まった子どもたちがほとんどでしたが、今ではほとんどの子どもが大人と同じ普通食を食べています。

 

中期食の頃は好き嫌いせずなんでも好んで食べていましたが、大人と同じ普通食になってから、触感や見た目、味付けなどに苦手意識を持って食べられなくなってしまった子どもがいます。

私たちはその苦手と向き合うように促すことはしますが、無理強いすることはありません。

ただ、様々な味や食材があることを知ってほしいと思っています。

 

れんげ組の子どもたちは畑に興味を持っています。11月に収穫したさつまいもで遊んだり、クッキングしたりしたことを覚えており、畑を指さすことが増えてきました。

今、畑にかぶと赤かぶ、ブロッコリーが植えてあるので、成長をみんなで見守っているところです。

 

 

 

どの食材が体に良いなど、子どもたちにはまだ理解が難しいと思います。

しかし、食材や食事に興味を持つことは0歳児でもできています。

園生活の中でも食への興味をもつ機会をどんどん作っていきたいと思います。そして、ここで育った興味の土台が、今後の食生活に良い影響を与えてくれるように祈っています。

 

文責:中村

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