お知らせ

2022.01.29

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年少組として過ごす時間(3歳児 年少組)

3学期がスタートし、いよいよ進級を見据えて活動していく時期が来ました。

私達は、子ども達が進級後に少しでも早く新しい環境に慣れ、安心して園生活を過ごせるようにと思い、保育の工夫を行っています。

 

 

2階の保育室って何がある?


先日、年中組が園外保育に出かける間、こすもす組の部屋を借りて過ごしました。

初めての場所に戸惑う子どももおらず、年少組にはないままごと道具やブロック、そして違う種類のパズルに目を輝かせ、興味津々で遊び始める子ども達。

友だちと譲り合ったり、パズルコーナーでは教えあったりしながら楽しんでいました。

 

 

学期のうちに何度か2階に行ってみることで階段の上り下りの経験に繋がったり、

現在の年中組の様子を見て憧れや期待感を持ち、少しでも2階の環境を子ども達が知ることの出来る機会になるよう、今後も取り入れていきたいと考えています。

 

来年度からは2階が保育室となります。ぜひ、ご家庭でも階段は手すりを持って自分でのぼる経験などされてみてくださいね。

 

 

 

基本的生活習慣を身につけよう!


学期に入り、朝の身支度、スプーンや箸の持ち方の確認、着脱時の見守り等、再度子ども達と身の回りの事の見直しを行っています。

 

 

この1年で‟自分のことは自分で”取り組めるようになってきた子ども達。

着脱時は、段階を踏み、脱いだら畳むことを行っています。【お家で洗濯物のお手伝いをしているのかも…!】と感じられるくらい上手な子ども達も多いです。

身の回りの事が自分一人で出来るようになり、周りからしっかり認めてもらう経験を積むとそれが“自信”となっていき、そうして10の姿のうちの1つである『自立心』が身についていきます。

 

【自立心:子どもにとって「生活や遊びの中で、自信を持って主体的に行動する力」

保育者の見守りの中で、自分で取り組む姿やできた喜びを共に分かち合い、自立に繋がる子ども一人ひとりの成長を見守っていきたいと思います。

 

 

 

友だちとの交流


友達との遊びの中で自分の思いを通すだけでなく、貸し借りの経験や場所や物の共有を行いながら遊ぶ経験を重ね、『思いやり』の気持ちが育まれてきています。

「僕、友達に玩具貸してあげたよ!」「○○ちゃんが貸してくれた!」等と、『出来た』ことや貸してもらえて『嬉しい気持ち』を私達に伝えにくる姿が多く見られるようなってきました。

その姿を十分に認め、褒めることで、子ども達はより満面の笑みを見せてくれます。

 

もちろん、ケンカになることもありますが、それも経験です。貸さなかったからいけないわけでもありません。互いにしっかり思いがあります。

その時々での子どもの思いにしっかり寄り添い、受け止めながら遊びの中での育ちを見守っています。

 

また、クラスの枠を超えて、うさぎ組・ぱんだ組が混ざって遊ぶ姿も多く見られるようになってきました。

年少組は、一年間を見てもクラスでの活動だけでなく、年少合同での活動も多く取り入れてきました。

違うクラスの友だちと関わることで刺激を互いに受け合い、いろいろな気づきや発見の中で遊びが広がって楽しんでいます。

 

3学期も残すところ2ヶ月弱。進級を見据えた保育を考えたり、子ども達が「やりたい!」と思う遊びを思いっきり楽しみ、自信をつけていきながら子ども達が進級後も安心して過ごしていけるよう、見守っていきたいと思います。

 

文責:若松

 

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