お知らせ

2022.03.26

Blog

入職して2か月経って感じた錦ヶ丘の魅力

今年の二月から認定こども園錦ヶ丘に入職して約二カ月。子どもたちの成長を見守る中で錦ヶ丘の保育の魅力を何度も感じました。

今回は一部ではありますが錦ヶ丘の園庭について紹介していきたいと思います。

 

 

園庭と聞くと平らで、遊具があるものを想像される方もいらっしゃるのではないでしょうか。錦ヶ丘にもそのような場所はあるのですが、全体でも半分ほどです。

残りの半分は、勾配のある坂道やデコボコした道だったり大きな木や植物が無数に生えていて、私達はこの場所を『のはら園』と呼んでいます。

 

 

 

 

 

戸外遊びの際によく利用する場所ですが、特に身体の小さい0~1歳児の子ども達は全身を使って、階段や坂を登る姿が見られました。

普段からそのような環境の中で遊んでいると、体幹や筋肉が発達し、自分の身体の使い方が自然と身に付き、大きな怪我を回避する術を遊びの中で学ぶことができます。

 

 

 

そして登った先には大きな岩や木々があり、草花が咲いています。

春夏秋冬それぞれ違った表情を見せるのはら園は、季節を感じることができます。咲いた花の美しさを感じたり木の表面を触ってみたりして、五感を沢山使って遊んでいます。いずれ花や実や葉は枯れたり落ちたりしますが、落ち葉などは子ども達の遊びを豊かにする自然の玩具になります。花を髪飾りにしてみたり、葉をお皿に乗せて食べ物に見立ててみたりする等、子ども達の豊かで自由な想像力が育まれる環境になっています。

 

 

そしてのはら園の近くにはビオトープや畑があります。小さな川にはメダカや小さなエビがいたり、季節によってはカエルの卵やオタマジャクシがいます。「あっ!いた!!」と川を覗き込みながら生き物を発見したり、捕まえたりしています。

こんなに近くで川の生き物の様子を見ることのできる環境は少ないのではないでしょうか。

 

この豊かな自然を求めて虫や蝶もよく遊びに来ます。生き物が身近にいると、生死を目の当たりにすることもありますが、子どものうちから命の大切さを感じることはとても大切な事だと私は思います。

 

 

 

畑にはその時期の旬の野菜が植えられています。成長していく様子を近くで見ることができ、成長したものを収穫して食べることで食への興味関心が高まります。

錦ヶ丘は給食にもこだわりがあるため、普段から様々な食材に親しんでいます。

 

 

遊びの中で泥まみれになったり、ずぶ濡れになったりすることもありますが特に止めることはありません。全身でいろいろな感触を味わい、友だちと関わって全身全霊で遊ぶ姿は、遊びの天才だと言えます。

私自身他の園での経験があるのでわかるのですが、こどもの「やりたい!」と思う気持ちを尊重し、可能な限り実現できるこの環境は当たり前のものではないです。

 

今のこの時期にしかできない事を精一杯して、子どもたちは感性豊かに、伸び伸びと成長しています。私たちは子ども達のの「できた!」と思える経験を沢山出来るように見守り、支えていきますのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

文責:唐仁原

 

当園についてや入園に関しては
お気軽にお問い合わせください