お知らせ
2022.03.29
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くるみ組(2歳児)友達との関りのなかで

入園・進級当初は、一人遊びや並行遊びが多かったくるみ組の子ども達。
場所や物を共有することで、友達と交流が関わる機会を増やし、次第に交流が持てるよう、意図的な保育を積み重ねてきました。
今では、友達と関わって遊ぶことが多くなってきた一方で、自分の思うようにならない、思いを言葉に伝えているのに伝わらない事から、叩く、押す、噛む、引っ掻く、蹴る等、思わず手が出たり、言葉や態度で自分の気持ちをぶつける姿も見られるよになりました。このような姿も成長の証ですね。
ある日の出来事〜三輪車を巡って〜
A君が三輪車に乗ろうとしていると、B君がやってきて三輪車を使いたそうにしています…
B君:「さっき僕が乗ってたの、僕が使ってた!」
A君:「僕が乗るんだー!B君もう嫌い。」
気持ちがぶつかりあい、B君が思わずA君を押してしまい、A君は、泣き出しました。
保育者:「A君、痛かったね。B君も三輪車に乗りたいんだね。」
と、両者の気持ちを受容し気持ちをてあげると、スーッと気持ちを切り替えようとする姿が見られました。
すると、C君、「ごめんなさいって言うんだよ。」 と言葉をかけました。
私は、泣き止んだB君から離れ様子を見ていると、
A君:「ごめんね。これ乗っていいよ。違うの探してくる!」
B君:「ありがとう。」
そのあと、A君とB君とC君は、一緒に三輪車でツーリングを楽しんでいました。
喧嘩もするけれど、仲直りも素早くできるのがこの時期の子ども達のいいところなのです。
子ども同士の関わりの中で、どうしたら上手く物事が進むのか、考えて学び合っている姿があります。
この時期の子どもたちは、思いにあった言葉を見つけて伝え合うことや感情をコントロールする力はまだ未熟で、手が出てしまうことも多いです。
「友達を叩いたら、友達が泣いた。」「友達から叩かれたら、痛かった。」
「嫌いって言われたら、悲しかった。」「嫌いって言ったら、友達が泣いた。」
等、自分で感じた経験をたくさんすることで、相手の気持ちや痛みがわかるようになり、同時に、いい形でのコミュニケーションが可能になります。
錦ヶ丘では、友達と兄弟のように喧嘩をする経験も子どもが成長する上で価値のあることだと捉えています。
子ども達が年少組に進級すると、一段と活発になり、このように心が育つ場面が多くなります。これも、集団だからこそ味わえる醍醐味ですね!!
こども園とご家庭が一緒になって、お子様の成長過程をしっかりと受け止め、見守っていけたらと思います。
文責:山﨑