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2022.05.20

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最近の子どもの様子・私達の思い(0歳児 れんげ組)

今回は、最近の子どもの様子と、私達の思いを、お伝えしたいと思います。

 

「飲みたい」、「食べたい」、「眠たい…」、「おしっこ・うんちが出たよ」等々… 自分の思いを表出して、大人に関わってもらい、心も体も満たされると、遊びを探索し始める子どもたち。

子どもにとっては、生活そのものが遊びです。

 

「生活そのものが、遊び」の子どもたちと、一日生活を共にする保育者も、子どもの見せてくれる表情や喃語、身体の動き、さらには「ふうっ」ともらす息づかいから、「”今”この瞬間に、子どもの興味関心が何に向けられているのかをひとつ残らず感じ取りたい、そして、そのことを丁寧に受容していきたい」という思いでいます。

 

 

感触遊び


自分の手(足)を自ら口に運び、なめる姿があれば、「そうだね、それが○○さんの手(足)だね~。」と、言葉を掛けます。

子どもが自分の身体を自分で確かめ、遊びながら感じとっている大切な時間です。

ママボールやカラーボール、砂遊びといったさまざまな感触遊びの中でも、まず遊びの対象物を口元へ運び、確かめる姿があります。

「乳児期の子ども達にとって、口は確かめる=学習するための大事な器官」、という観点を踏まえながら、その姿を見守っています。

 

 

友だちとの出会い


月齢の近い子どもたち同士一緒に過ごす、いわゆる”集団生活”の中で過ごし始めた子どもたち。好奇心が旺盛な様子で身近な人や物への興味関心を広げています。

 

興味を持った一つのおもちゃに、伝い歩きやハイハイ、ずり這いなど、それぞれの移動手段を使って、集まる姿も見られます。

集まった子ども同士で、おもちゃを囲んで友達に微笑んだり、互いに向かって手を伸ばす姿があります。この時、保育者は、友達を強くつかんでしまったりしないよう力加減の調節を援助したり、子どもの気持ちを代弁し子ども同士の交流を見守ります。

 

まだ共同の遊びができるという発達の段階ではありませんが、こうして顔を見合わせニッコリ笑うことから、子ども同士の関わりの中でしか芽生えない感情も育まれていくのだと思うと、これからの成長が楽しみです。

 

友達との出会いが心地よい経験となり、集団の中でその子らしさが自由に発揮されるように、子どもが大人の姿を求める視線に「100%いつもあなたを見守っているよ」、と応えながら、それぞれの子どもとの関りを大切にしていきたいと思います。

 

 

文責:福山

 

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