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2022.05.13

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身体を動かすって楽しい!~くぐる遊び~(2歳児 年少少 くるみ組)

進級、入園し、早いもので1カ月経ちました。

環境の変化に敏感な子ども達は、涙を流しながら登園することもありましたが、次第に保育者や環境に慣れ、戸外で楽しそうに好きな遊びに熱中することが増えてきました。

子ども達の適応能力に驚くばかりです!活動中の笑顔もたくさん見られるようになり、保育者と子ども達が少しずつ信頼関係を築けてきているのかなと感じています。

 

現在の子ども達のあそび


段々と慣れてきた環境の中で、くるみ組の子ども達は今、どのような遊びを行っているか紹介します。

【室内】

・玩具を使った遊び(ブロック・アイクリップ・ビーズ通しなど)

・リズム(リトミック)

・シール貼り

・クレヨンを使ったお絵描き

       

【戸外】

・園内散策(木の実拾い・果物収獲・植物鑑賞)

・砂場

・築山での全身運動(のぼる・おりる・あるく・はしる・わたる)

・三輪車や遊具(すべり台・平均台)

 

たくさんの遊びを通して、身体を使った遊びや、指先を使った遊びを経験している最中です。

   

今回はその中で、室内で身体を使った動き「くぐる」という活動を紹介します。

 

「くぐる」遊び


くるみ組では、進級児で経験している子ども、新しく集団に入ってきた子ども達が混在していますが、2歳児の定型発達に沿った活動を取り入れているところです。最近遊びの中で、トンネルをくぐったり、狭い所を見つけて、隠れたりする姿を見かけることが増えました。そこで、室内でも「くぐる」という活動を取り入れてみました。

くぐるの意味を調べてみると、 「物の下や狭い間・中を、姿勢を低くして通って向こう側へ出る」  ※引用:goo 国語辞典

と記載されています。

子ども達は、乳児の頃から、寝返り、ずりばい、ハイハイの経験を通して少しずつ体幹を整え、つかまり立ち・伝い歩きを経て、2足歩行へと移行していきます。

1歳半頃からゆっくり走ったりするようになり、現在の2歳児は走れるようになってきている時期です。くるみ組の子ども達(2歳)も、「よーいどん」と自分で言いながら走る姿をよく見かけます。歩く・走るという行為は当たり前ですが、子ども達にとって、実はすごい成長なんだなと思います。

 

「くぐる」ってどんな活動?

①大きな輪をくぐる

②少し狭い間をくぐる

③決まった空間をくぐる

④狭い空間をくぐる

という順序で今回は活動を行いました。

 

 

広い空間から挑戦していくことで、「できた!「やった!」という気持ちを感じることが出来たようです。そして、保育者も子ども達と一緒に喜ぶことで、自信をつけ始めた子ども達。できた経験が糧になり、狭い空間にも臆することなく、チャレンジすることが出来ました。

最後は小さなちゃぶ台挑戦!大人は決して通ることが出来ないトンネルも、身体を「どこから通そうかな?」と考えながら活動する姿に、保育者は感動!子ども達ってすごいなと感じた瞬間でした。

「くぐる」という単純な活動ですが、「楽しい!」を基本とした様々な手段を使い、子ども達の「できた!」を自信に繋げていけるよう、これから様々な活動につなげていきたいと思います。

文責:桑元

 

 

 

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