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2022.05.31

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5月 0.1歳児だより 

梅雨入りを前に、日による気温の変化に、体調を崩しやすいものです。

「園生活には慣れてきたのに、風邪症状を繰り返してばかり…」「うちの子、体が弱いのかしら?」と思うこともあるのではないでしょうか?

 

今回は、集団生活における体調不良とその備えについてお伝えしたいと思います。

 

 

 

集団生活に入ると、体調を崩してばかり・・・


 

十数年前、私も1歳前の我が子を初めて保育園に預けて、職場復帰しました。

子どもと離れること、仕事と子育ての両立への不安もありましたが、家庭から離れ、社会の一員として働くことができる喜びも大きかった事を覚えています。

そんな思いと裏腹に、子どもは集団生活の洗礼とも言うべく、毎月のようにー風邪や感染症に次々にかかり、仕事を休んだり預け先(病児保育)を探したものでした。その度に、子どもや職場に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

 

保護者の皆様も、こども園に我が子を送り出し「さあ、仕事に励もう!」と頑張っている時に、「熱が出ました、お迎えをお願いします。」と、園からの連絡が入ると、「職場復帰したばかりなのに…」「今は、はずせない時間なのに…」「迎え行けない、どうしよう…」と、戸惑ったり、小さい子どもを預けて働く事を責めてしまうこともあるのではないでしょうか?

 

 

しかし、こればかりは、集団生活に入れば誰もが通る通過点。子どもは、集団生活に入ると風邪を繰り返します

いろいろな環境で育つ子どもが集団生活を送る場なので、友達との関わりの中で、家庭にはなかった多くのウイルスに出合い、互いにうつし、うつされている環境なのです。

1歳前から2歳半ぐらいまでは、病気のオンパレードですが、年少組(3歳)ぐらいになると免疫や抗体がつき、次第に風邪を引く回数が徐々に減ってくるものです。

小さい頃から、沢山の菌やウィルスに出合い体内に取り込む事で、抗体ができ風邪をひきにくい丈夫な体になっていきます。

 

 

 

いざという時の備え!


子どもの体調不良や子育てに協力をもらえそうな職場ならいいのですが、やはり、看病で長く休むことが難しいことは多いと思います。

家族や祖父母の協力体制があればいいですが、昨今、様々な家庭環境のスタイルがありますので、協力を得ることが難しく大変な思いをされている方もいらっしゃると思います。

 

「誰もお迎えに行けない」「誰も仕事を休めない」という時の為に、以下をぜひ参考にされてみてください。

●「病児保育」https://hidamari-kj.com/

●「ファミリーサポート」http://www.pref.kagoshima.jp/af04/sangyo-rodo/rodo/fukushi/05005002.html

 

病児保育やファミリーサポートの登録をし、もしもの時に備えておくことで、選択肢が広がります。

「病気の時に、慣れないところに預けるなんて…」と、かつて私も迷ったことがありましたが、いざ、預けてみると安心!

看護師、保育士、医者の見守りの下、保育室も症状ごとに区切られており、何とも手厚い看護と保育がなされていました。

保護者の皆様も、お時間のある時にお問い合わせや、見学に行くことで安心してご利用頂けると思います。

 

 

繰り返す体調不良の症状に、心配と不安、仕事への負担を感じる方も多いと思います。しかし、子ども達は身体を強くしていっている過程の途中!ずっと続くものではないので、職場や周囲の協力をもらいながら乗り切っていきましょうね。

 

 

文責:山﨑

 

 

 

 

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