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2022.06.01

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6/1のメニュー☆味噌作りの試作

今日のメニューは【厚揚げの野菜あんかけ・豆苗のツナ和え・ふのりの味噌汁】でした。

 

厚揚げは切り分けて片栗粉を振り、コンベクションオーブンでこんがり焼きました。野菜あんは、昆布と鰹節でしっかりダシを取り野菜を煮て作りました。優しい味わいのあんかけになりました。ふのりは、コリコリした食感が特徴の海藻です。味噌汁に入れると、磯の香りがほんのりしておいしいです!

取引先の無農薬農家にこにこ畑さんから、カブが収穫できていると連絡が入ったため味噌汁のかぼちゃをカブに変更しました。農家さんと連絡を密に取り、有機野菜をなるべくたくさん使うようにしています。少し紫がかったたくましいカブでした。

 

 

味噌づくりの試作をしています!


子ども達と味噌づくりをするために、給食室で試作をしています。鹿児島でよく使われる【麦みそ】を仕込んでいます。

 

 

材料は【大麦(国内産)・白米(鹿児島産合鴨米)・大豆(有機大豆)・塩・麹菌】です。一晩水に漬けた大麦と米を1時間蒸します。30~40℃まで冷まして、麹菌を混ぜます。

 

 

30~35℃を保ちながら、24時間放置します。少し温めたコンベクションオーブンの中で一晩置いておきました。その日の夜は帰宅した後も、置いてきた麦がどうなっているのか…温度は下がっていないか…うまく菌糸が広がっているか…とても気になり、翌朝、どきどきしながらオーブンのドアを開けました。

 

 

こんなに真っ白に!菌糸が広がって、オーブンを開けた瞬間に発酵したパンのような麹の香りがふわっと広がりました。

均等に混ぜたら、ここからさらに12時間放置します。この時点ですでに味噌のような香りになり、少し食べてみると、麦の甘い味がしました。

 

この日に、前日から水に漬けていた大豆をやわらかく煮て、年長組の子ども達に潰してもらいました。潰した大豆と塩を混ぜて、おにぎりのように丸めて、保存用樽に入れていきます。

 

 

みんなで「おいしくな~れ」と唱えながら丸めていました!塩を混ぜたものをちょっぴり味見してみた子ども達。「からーい」「みその味!」と言いながら嬉しそうに食べていました。

 

途中、噂を聞きつけたくるみ組も見学に来て、麹のにおいを嗅いだり、丸めるところを見たりしていました。

 

なんだかんだと、たくさんお手伝いしてもらいましたが、本番はもっとたくさんの量を、麦を水に漬けるところから子ども達と作ります。

今回、給食室チームも初めて味噌づくりをしました。菌糸がびっしり生えた時、子ども達が大豆に触れているときの反応をみた時、思っていた以上に感動がありました。試作の仕上がりも楽しみです。

 

 

文責:今屋

 

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