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2022.06.20

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喜び合うことの大切さ!(0歳児 れんげ組)

乳児期は、 感覚と体の動きを統合し、自分の意思によって行動していく基礎がつくられていく時期です。

寝返りやずりばいを通して、自分の身体を動かす喜びを知り、四つ這い、つかまり立ち、歩行に繋がっていきます。

物に触りたいのになかなか手が届かない、歩きたいのに転んでしまう、、、そんな姿が見られると思いますが、子どもたちは「触りたい、遊びたい、歩きたい!」という自分の求めることを飽きることなく成し遂げていこうとします。

その姿こそ、人間が人間らしくなっていく始まりなのです。

 

ふれあい遊びの大切さ


またこの時期は人との関わりをとても喜びます。そこで、大事にしたい遊びがふれあい遊びです。

赤ちゃんをあやすことができるのは、人間だけと言われており、乳児は生後2か月で母親の微笑みに微笑みで応えます。

そして、子どもたちは、顔遊びの代表的なひとつのいないいないばあ遊びを通して、相手と一緒に喜び合うことが本当の喜びであることを知り始めていきます。

ここで、こども園でしているふれあい遊びをご紹介したいと思います。

ぜひご家庭でやってみてくださいね♪

○わらべうた  「大根漬け」

 

 

○ふれあい遊び  「バスごっこ」

 

 

 

「楽しさ」は成長のエネルギー源


児童精神医学者のアンリ・ワロンは、

『子どもたちが遊びを通して、喜び、楽しさを分かち合う経験をすることは、ヒトが人間になっていくための基本。

喜びを分かち合う経験を豊かにした後でなければ、相手と悲しみを分かち合う感情は発達しない』

と記しています。

私の解釈ではありますが、「喜びと楽しさを分かち合う経験を豊かにすると、悲しみなどの負の気持ちも相手と共有できるようになる」という事なのではないのかなと考えています。

 


集団生活の中で、たくさんの気持ちを体験するだろう子どもたち。今は気持ちを伝えることを重きにおいていますが、近い将来相手を思いやれる子どもたちになって欲しいです。

そのために、ふれあい遊びを多く取り入れ、今後も子どもたちと楽しく過ごしていけたらと思います!

文責:中村

 

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