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2022.08.02
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友達関係の深まり(年長5歳児 にじ組)

最近の子ども達の様子を見ていると、友達と一緒に遊ぶだけでなく、友達と協力して何かに取り組んだり、自分の気づいたことなどを伝え合ったりする姿がみられています。それと同時に、友達と関わる中で「この友達と遊びたい」「遊びたいのに仲間に入れてくれない」ということで、喧嘩になってしまう姿もあります。
ご家庭でも、「友達が遊んでくれなかった。」「明日はいきたくないな~」というような言葉を呟くこともあるのではないでしょうか?
そのような言葉を聞くと、「うちの子園で大丈夫かな?」「いじめられているんじゃないかな?」と心配になることも思います。
ですが、“友達と上手くいかない”このような場面も成長の一つです。友達と関わるからこそ見られる姿であり、成長する上で見られる姿です。
仲間意識の強まり
6歳ごろの発達の様子として次のような姿があげられます。
○友達の気持ちを理解し、互いに自己主張をし合える。深い友達関係が持てるようになってくる。同時に喧嘩も増えるが、主張を聴き合い、相手を受容し、意見を調整して折り合いをつけていくことができるようになってくる。
○仲の良い子と数人でグループになり、自分たちだけの秘密を共有するなど、仲間意識が強くなってくる。また、思い入れがある分、友達を独り占めしようとして、その子がほかの子と仲良くすると嫉妬したり、喧嘩したりというトラブルが起きたりすることがある。
【引用:0歳~6歳子どもの発達と保育の本】
にじ組の保育室でも、そのような姿がみられることがあります。
少し例にあげると、数人の友達で遊んでいる中に、
Aちゃん 「仲間に入れて」
と入っていくと、
Bちゃん達 「入れてあげない」
「入れてあげない」と大人でも心が傷つくようなことを言われ、
Aさん 入れてもらえなかったな、、、
と落ち込んでいる子。
その悲しい気持ちを周りの人に助けを求められる子もいれば、悲しい気持ちをそのままにしてしまう子もいます。
そんな時、大人が気持ちを受け止めながら「自分の気持ちを伝えてみたら」と少し背中を押してあげるような声を掛け、傍で見守ることで、相手に自分の思いを言葉で伝えることができるようになってきています。
また、「入れてあげない」と言った子にも「仲間に入れてもらえなかったらどんな気持ちがするかな?」と相手の気持ちに気付いたり、相手の気持ちを考えられるような場面を作っています。
「この友達と遊びたい」という気持ちがでてきているからこそ、見られる子ども達の姿です。
言われるだけでなく、言う方になってしまうこともあります。ですが、そのような経験をすることで、感じることができるそれぞれの思いや、そのような時にどうしたらいいか学ぶことができると思います。
私達も子ども達の遊びを見守っていますが、子どもが成長する中でどちらの立場も経験し、相手の気持ちを考えられるようになって欲しいと考えています。
ご家庭で子ども達がそんな話をしてきたら・・・
まずは、その話を聞いて気持ちを受け止めてあげてください。
例えば、「どんな気持ちだった?」「嫌な気持ちになったんだね。」「困ったんだね。」「そうだったんだね。」
気持ちを受け止めてもらえるだけでも、その子の気持ちが少し軽くなると思います。
その次に、「どうしたい?自分で考えられそう?」「どうする?一緒に考えてみる?」「自分でできそうなことある?」。
そして、何か嫌なこと、困ったことがあったら“園の大人に伝える”といいと思うよと声を掛けてあげてください。
園では、私達が見守りながら、その子が自分の言葉で伝えれれるようなお手伝いをしていきますね。
卒園までに育ってほしい姿
小学校に進学すると、大人の目が届きにくい場面も増えてきます。
そのため、今、こども園で過ごしている中で、
①自分の思いを伝えられるようになる
②相手の思いにも耳を傾ける
③相手の気持ちも考える
ことができるようになることが大切だと思っています。
活動を工夫したり、見守りながら必要に応じて、子ども達自身が自分達で話をすることができるような言葉掛け、関わりをしていきたいと思います。
ご家庭で、お子様との会話で、不安に思う内容や心配なことがありましたら、どんな些細なことでも大丈夫ですので、いつでもお気軽にお声かけください。
お子さんの人間関係の育ちを一緒に支えていきたいです。
文責:武石