お知らせ
2022.09.22
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お空に届け!(七夕・お焚き上げ)

7月に、願いを込めて作った七夕飾り。小暑の頃のテラスをさわやかに彩ってくれていました。
今年の七夕はこれまでとは、少し様子が違いました。毎朝、自分の願い事をかいた短冊をお母さんと眺めていた子たちがたくさんいたほど、子ども達が七夕に関心を寄せていたように感じます。それぞれが捉えた「七夕」を思い思いの形で表現したからだろうと、そう思いました。
☆七夕飾りについてはこちら! → https://yoshii.ed.jp/nishikigaoka/article_26048.html
そんな思いを乗せた大切な短冊や七夕飾りを、8月10日、お焚き上げを行い、空に届けました。
この日は、保育園、まふぃん錦ヶ丘、アフタースクール錦ヶ丘の子ども達が一堂に会し、短い時間でしたがにぎやかなひと時でした。
また、このお焚き上げを行うことに際し地域の皆様にも予めご挨拶をし、ご協力いただいたうえで行うことができました。
ご協力いただきました、地域の皆様、ありがとうございました。
なぜ、お焚き上げ?
「お焚きげ」と聞いて、正月飾りの「鬼火焚き」」を連想された方も多いかと思います。
お焚き上げとは、「思いがこもったものを火で燃やして清めること」や「火で燃やすことで天に願いを届ける」といった意味があります。鬼火焚きとよく似ていますね。
また昨今はオール電化が進み、生活の中で火を目にすることがめっきり少なくなりました。お焚き上げを通して炎の揺らぎを楽しんだり、熱さを肌で感じたりする一方で、火の危険性についても子ども達に伝える目的がありました。
その為、予めお焚き上げの環境の中にすぐに消火できる環境を準備し、視覚からも「火は便利だけど危ないよ!」ということを、子ども達に知らせました。
お焚き上げの準備
笹に飾りをつけた7月には青々としていた笹も1カ月がたち、からからに乾いていました。
「こんなに葉っぱがしおれたんだね。。。」とつぶやきながら準備の手を進める子ども達。
飾りを見ながら「あの時作ったものだね!」と懐かしんだり、友達の短冊の文字を、一つ一つ手で追いながら読んでみたり、年長(5歳児)ならではの姿ですね。
営繕担当職員と話し合いながら、切った笹の枝を運び、燃えやすいように工夫しながら山のように積み上げいていました。
保育園の子どもたちの短冊やお飾りも笹の山に仕込んで、準備完了!!いよいよ、点火です!
夏らしい紺碧色の空に立ち上る煙と炎に手を合わせ、願いを込める子ども達の姿がありました。「願いよ!届け!!」とばかりに、表情も真剣。
竹が割れる音や、煙の匂い、火の熱さ。五感をフルに使い、感じるひと時となりました。
伝統行事を受け継ぐ
地域社会の形も様変わりし、伝統行事を地域で楽しむ機会が少なくなったり、地域の伝統の担い手も少なくなっているのが現状だと思います。
伝統行事を大切にすることは、文化を守ること、また、季節を愛でること、そして、自分の地域を知りルーツを知ること。深堀りすると、イベント毎だけで済ますにはもったいない!!大切なことが含まれていることに、私自身気づかされます。
園では、保育や給食、また、地域との関わりから、このような大切なことを子どもたちに引き継いでいきたい、そして、子どもたちの将来の暮らしの中に季節があり、それが彩り豊かなものであればいいな!と思っています。
文責:後藤