お知らせ
2022.10.04
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言葉の豊かさ(5歳児 そら組)

2学期に入り”やってみたい遊び”を子ども達とじっくり考えた活動がありました。
その中で「みんなで大きい紙にお絵描きがしたい!」といった声が上がりました。
私は~したいから次第に「そら組のみんなで…にじ組を誘って…」などなど、子ども達も活動の視野がぐんと広がってきているように感じます。
今回は、お絵描き活動のエピソードをもとに、相手を認めること、園訓、目指す園児像と合わせてお伝えしたいと思います。
相手を認める温かい言葉
お絵描きをやりたい人の中で目的を話し合い「お店屋さん」を書くことに…
そこで、こんな会話が聞こえてきました。
Aちゃん「〜ちゃんは何を描いてるの?」
Bちゃん「リンゴ飴!」
Aちゃん「夏祭りみたいだね!この絵素敵、美味しそう!」
Bちゃん「Aちゃんのラーメンもいいね!」
この短いやりとりからみなさんはどんなことを感じますか?
本当にたわいもない会話かもしれませんが、相手の表現認める、受けとめるという姿が見られた瞬間でした。
思わず私まで、心が温かくなると同時に、純粋に友達の描いてるものを認める言葉をかける姿が素敵だなと感じました。
「型にはまらないって??」
錦ヶ丘の園訓に 「強くたくましく、型にはまらない、野性味溢るゝ子どもに育てましょう」とあります。
年長職員の中で「型にはまらないってなんだろう…」と話した際、こんな子ども像なのでは?と出てきたものは
・人に流されないような意思や軸をしっかりもてること
・相手の提案に「いいね!」「面白そう!」といった言葉や視点がもてること
・常に「なんで?どうして?」を発信したり調べようとしたりすること
・様々な方面から物事を考えたり「~しなきゃ」と固定概念にとらわれず柔軟に表現できること
などと、沢山の姿があがりました。(「型にはまらない」からと言って、好き放題なんでもOK!というわけではないということになります。)
その中で今回の活動で着目したのは”相手を認めること”
それは、受けとめる側に、豊かかつ柔軟な感性があればあるほど、自分の表現も友達の表現を見る目も広く捉えられるのではないかと思います。
何気なくかけた言葉、勇気を振り絞って出した言葉、沢山考えて言葉を選びながら出す言葉、どれも声に出してしまえば一緒かもしれませんが
その言葉を受けとった相手は、嬉しくなったり、悲しくなったり、苦しくなってしまったり、言葉一つでいかようにも感情を揺さぶられるものだなと私は感じています。
今の子ども達は、感情と勢いで伝えた言葉で友達を悲しませてしまったり、やり取りがうまくいかないことも増えてきました。悪気はなくとも、相手を悲しませた事実はしっかり大人から伝えたり話したりします。
だからこそ、大人からこんな伝え方があるよ。こんな言葉もあるよ。と沢山の方法と手段を示してあげることを大切に関わっていきたいなと思っています。
文責:武田