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2023.01.12

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鬼火焚き

鬼火焚きとは?

鬼火焚きをご存知ですか?鬼火焚きは鹿児島に伝わる正月の伝統行事の1つです。

竹を使ってやぐらを組み、正月飾りを焼くことで、正月飾りについてきた鬼を追い払い、一年間の無病息災を祈願します。

竹のパチッと弾ける音で鬼を追い払うとも言われているそうです。

 

今年もこども園で鬼火焚きを行いました。こども園の園庭に保育園、まふぃん錦ヶ丘の子どもたちが集まり、にぎやかな一時となりました。

 

鬼火焚き開始!

朝、9時。こども園の営繕担当職員・バスの運転手が集まり、やぐらの準備が始まりました。

やぐらに使う材料は...。門松の竹や、台風で折れた園内の枝を捨てることなく活用しました。

子どもたちも興味津々。やぐらを組む様子をテラスから眺めて「がんばれ~!」と声援が飛びました。

 

その後、こども園で飾っていたしめ縄や鏡餅、子どもたちが家庭から持って来た正月飾りをやぐらに置きました。

「元気に過ごせますように」手を合わせながら飾りを置く子どもたちの姿もありました。

 

やぐらが出来上がると、いよいよ点火!

あっという間に火や煙が登っていく様子に歓声を上げながら見学していました。

「パチパチ音がするね」「煙がもくもくしてるね」「あったかいよ」見学している子どもたちからもたくさんの声が聞こえてきて、五感を通して火が燃える様子、火の温かさを感じることができたように思います。

事前に紙芝居で由来について知る機会もあり、見学している子どもたちからも「鬼がいなくなったかな」「鬼を追い払おう」というつぶやきも聞こえてきました。

テラスで見学していた0,1歳児の子どもたちも、煙をじっと見つめたり、指差しや喃語で燃えている様子を伝えてくれました。

 

さいごに

家庭で火を見る機会や、地域で鬼火焚きなどの行事が減っている昨今。子どもたちにとって、実際に火が燃える様子を見る貴重な機会になったと思います。

地域の皆様のご協力とご理解のもと、今回の鬼火焚きを行うことができました。ありがとうございます。

ご家庭でも、ぜひ子どもたちの話を聞いてみてくださいね!

 

文責:今村

 

 

 

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