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2023.03.27

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何十年先も沢山の愛で包まれますように(0歳児 れんげ組)

3月に入り、れんげ組での生活も残り1か月をきりました。

私自身0歳児担任は2回目でしたが、昨年度の子どもたちとはまた違った個性の子どもたちと、この1年間密に過ごすことが出来て幸せな気持ちでいっぱいです。

 

一年を振り返って…


4月

ほとんどの時間を抱っこやおんぶで過ごしました。初めての場所、初めての人達に最初は緊張や不安が大きかったと思います。

泣いてしまうこともありましたが、園での生活の中にも楽しさや安心できる場所を見つけて、少しずつ周りの環境に目を向けていました。

5月

気候が暖かくなり、戸外で過ごしたりお湯遊びをしたりするようになってきました。

感触遊びにも積極的に参加し、気持ちいいも気持ち悪いも体験することが増えました。

6月

友達が4人増えて全員で8人になりました。

とても賑やかになったれんげ組では、「私を抱っこして!私を見て!」という主張が激しく見られるようになりました。

7月

お湯遊びから水遊びに遊びが発展していきました。

子どもたちは水が大好きでタライに入った水を手でパシャパシャと触って水しぶきを楽しむ様子が見られました。

8月

絵の具なども使った表現遊びもたくさん取り入れていきました。

色や新たな感触との出会いを通して自分の気付きや思いを指差しや喃語で表現しようとする姿が見られ始めてきました。

9月

9人になり、夏野菜に親しみ、直接触ったり、クッキングをして食べたりしました。

畑の野菜を良く観察するようになりました。

10月

1回目の親子ふれあいがありました。

保護者の方にご家庭での様子を直接聞いたり、こども園で過ごす様子を直接見ていただく機会を作ることができて嬉しかったです。

11月

戸外での遊ぶ範囲がとても広くなりました。

歩くことを楽しみ、園庭中を行ったり来たりする様子がありました。

12月

にしきっこフェスタがありました。

子どもたちや保護者の皆様がましゅまろはうすに入ってきた瞬間の表情を見て、安堵したのを覚えています。

楽しい一日を過ごしていただき嬉しかったです。

1月

歌や指遊びを口ずさんだり、リズムの動きが活発になったりすることが増えてきました。

発語も増え、「いやだ!」の主張も出てくるようになりました。

2月

2回目の親子ふれあいがありました。

いつもこども園でしているわらべうたやリズムをお母さんやお父さんの前でも積極的にやっていましたね。

3月

運動遊びや戸外遊びを通して体を動かすことを楽しみました。

そして進級に向けてタオルで手を拭いたり、コップでお茶を飲んだりと出来ることも増えてきました。

 

子どもたちの未来に思いを馳せて


この一年で、ずり這いや四つ這いから、歩行になったり、離乳食から普通食になったりと、大きな成長を遂げてきた子どもたち。

喃語がどんどんハッキリとした言葉に変わっていく日もそう遠い未来ではないでしょうね。

 

私は、一年が終わる頃に子どもたちにかける言葉があります。

それは「自分自身を好きになって欲しい」という言葉です。

この先、生きていく中で、自尊心や、自己肯定感は大切になってくるものです。

誰かに否定的な言葉を言われた時、失敗してしまった時、自分自身を好きでいると「私はこんなに素敵な一面があるんだから大丈夫!」と、自分を奮い立たせたり落ち着かせたりすることが出来ます。

0歳児、1歳児に自己肯定感を高めようと言っても、理解することは不可能です。

しかし、周りの大人が、自尊心や自己肯定感を高めてあげることは可能です。

「大切だよ」「大好きだよ」そんな言葉で大丈夫です。毎日たくさんの愛を伝えてくださいね

 

感謝の気持ちでいっぱいです


この貴重な一年を保護者の皆様と一緒に見守らせて頂くことができ、本当に嬉しく思います。

毎日お仕事から疲れて帰ってくる保護者の皆様に、お子様の園での可愛らしい姿や成長している姿をお話しする時間が、少しでも癒しの時間になっていたらいいなと思いながら過ごしてきました。

保護者の皆様にとっても目まぐるしい一年だったのではないかと思います。

保護者の皆様の沢山のご協力に感謝しています。ありがとうございました。

 

4月から、新しい友達や職員との新生活が始まりますが、この子たちならきっと楽しく元気に過ごしていけると思います。進級に向けて、不安や心配な事などありましたらいつでもご相談ください。

れんげ組(0歳児)のクラスに携わることができて幸せでした。

改めまして、1年間ありがとうございました。

文責:中村

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