3月3日はひな祭りがありました。

ひな祭りは女の子の健やかな成長と健康を願う行事です。

先月末、年長の子ども達が雛人形を出すのを手伝ってくれました。

諸説ありますが、ひなまつりに飾る雛人形は身代わりとなって厄を引き受ける効果があると言われています。

子ども達がこれからも健康に成長していくことを願って飾りました。

ご家庭にあって、知っている子ども達もいたようですが、こども園にあるひな壇は七段あるので、初めて見る人形もあったようです。

０歳クラスのこどもたちは、初めて見る雛人形に興味津々でした。

片付けも年長の有志の子ども達が手伝ってくれました。

雛人形など出すのは大変ですが、子ども達は非常に嬉しそうな表情を見せてくれました。

また、行事の由来“子どもの健やかな成長と健康を願う”等を知ることで、自分が大切にされていることを実感するのではないでしょうか。

ひなまつりやお祭り等の伝統行事の多くは無病息災･疫病退散や商売繁盛･家内安全など地域社会の安寧を祈願するものが多いです。

しかしライフスタイルの変化による需要の減少、準備の大変さや、近年のコロナの影響によって伝統行事は衰退している現状があります。

そんな中で幼少期から伝統行事に親しみ、その大切さや楽しさ、社会の様々な人と関わる事の喜び等、様々な魅力を知っておくことで子ども達が伝統行事を後世に引き継ぐことにも繋がります。

こども園でも、そのような事を願いながら子ども達が伝統行事に親しめるようにしています。

また来年準備するのが楽しみです。

文責：唐仁原