昨年の４月。新しく２階での生活にドキドキと不安そうな表情、１つお兄さんお姉さんになるんだと目をキラキラと輝かせている表情。様々な思いを抱えながら階段を上ってきた子どもたちの様子が今でもはっきりと目に浮かびます。

そして私自身も、保育者１年目として新しい環境にドキドキしていたことを懐かしく思い出します。あれから早いもので１年が過ぎようとしています。

錦ヶ丘にも新たに春がやってきます。

年中組での１年間

修了式の日、子どもたちと昨年４月からの写真を見て１年を振り返ってみました。写真の子どもたちの顔つきは今よりもずいぶん幼く、１年でこんなに見違えるのかと驚きました。

写真を見た後、子どもたちに年中組で楽しかったことを聞いてみました。すると、

「みんなで～したのが楽しかった」「〇〇ちゃんと～したのが楽しかった」「またみんなで～したい！～に行きたい！」

と、子どもたちから挙がってきたのはお友達と一緒にするのが楽しい！という声でした。

日々の遊びの中で・・・運動会やフェスタなどの行事を通して・・・。

友達との関わりが一層活発になり、友達の様子を気にしたり、友達と協力したりすることがうんと増えた子どもたち。最近では、面白い遊びをしている友達のところへ集まり、「私はこれをするね」「じゃあぼくは～するね！」と自然と役割分担をして遊ぶ姿も見られるようになってきています。

みんなの素敵なところ！

私が年中組の子どもたちのすごいな、素敵だなと感じるところ。それは、みんなの前向きな発言・あたたかい言葉です。

みんなでゲームをしていてミスをしてしまった時。「惜しかったね」「もう１回しよう」「次は絶対できるよ」

製作活動をしていた時。「〇〇ちゃんのすごく素敵だね」「この部分がすごく上手だね！どうやって作ったのか教えて」

このような前向きな発言、あたたかい言葉が日常的に飛び交う年中組に、私自身も嬉しくなり、励まされ、元気をもらった１年でした。

４月から年長さんになる子どもたち。卒園式の練習を見たり、年長さんと一緒に遊んだり、お米の炊き方を教えてもらったりするなかで、年長さんへの憧れの気持ち、もう少しで自分たちも年長さんになるんだという期待感も高まっているようです。

どんな年長さんになるのかな？どんなふうに大きくなっていくのかな？

これからの子どもたちの成長がとても楽しみです！

縁あって子どもたちと一緒に過ごすことができ、成長を見守ることができたこと、本当に嬉しく思います。

保護者の皆様、たくさんのご協力をいただきありがとうございました。

文責：今村