お知らせ

2023.03.27

Blog

つくし組(1歳児)~くるみ組(2歳児)への進級に向けて

いよいよくるみ組(2歳児)へ進級が間近になりました。

 

4月から園舎側での生活、「進級したら何がどう変わるのかな?」と、保護者の皆様の中にも気になったり不安になったりしているの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回のブログでは、進級するにあたりどのような環境の変化があるのか、保育する上でどのような事に配慮しているのかということについてお伝えし、進級への不安を少しでも解消して頂けたらと思います。

 

環境の変化

①担任が変わります。

クラス発表で、お知らせいたしました通り、担任の一部が変わります。つくし組の担任3名のうち2名持ち上がりです。

先月末より、新卒の職員が週に2、3日程度研修として勤務しています。子ども一人一の育ちや保育についての引き継ぎを受けたり、戸外、室内での活動、給食、午睡、着替え等の見守りのポイントや援助の仕方、声かけ等を学んでいます。安全に保育行うことができるよう、職員間の連携や情報共有、ディスカッションを大切にしています。

 

②新入園児が仲間入りします。

在園児18名が進級し、4月に6名の新入園児を迎え24名での保育がスタートします。9月には、4名の新入園児が仲間入りし28名のクラスになります。

未認定、1号園児の子どもが仲間入りするため、14時降園や夏休み、冬休み、春休みも長期休暇に入る園児もいます

とはいえ、みんなで一緒に過ごしていくことに変わりはありません。それぞれのリズムを大切にしながら、集団としての生活の楽しさ・充実も図っていけるように工夫していきます。

 

③園舎側くるみ組で生活します。

ましゅまろはうすを卒業して、園舎くるみ組での生活がスタートします。また、人数が多いため、くるみ組横のあんず組も利用する予定です。

くるみ組のつくりは、ましゅまろとは全然異なっています。環境に慣れるために、くるみ組で過ごす時間をつくっています。

 

④2学期中に新園舎完成予定!

新園舎への引越しを機に、2歳児は、くるみ組とあんず組の2クラスになります。2クラスになる事を見据えて、少しずつ2グループで保育を取り入れていく予定です。

1クラス14名の2クラスになる予定です。また、詳しい詳細は近くなりましたらお知らせ致します。

 

生活の変化

①早朝保育の7時~8時の時間に登園するご家庭は、朝の準備を園舎側くるみ組で済ませてからましゅまろはうすに登園します。8時以降職員がそろい次第、ましゅまろはうすからくるみ組保育室へ移動します。

②午前中の活動に大きな変化はございません。

③未認定・1号園児は、14時降園するため13:40頃に午睡から起こし降園準備をします。

④18時以降の延長保育利用児は、17:30前後にましゅまろはうすに移動して過ごします。

⑤秋以降は、新園舎での生活がスタートする予定です。

 

大きな流れは変わりませんが、新しい環境に疲れが出てきたり、言葉にならない思いが心に出てきたりする子ども達も見られてくることと思います。

一人ひとりの思いを受け止め、進級児も新入園児も少しずつくるみ組の生活に慣れていけるよう、職員間で連携を図っていきます。ご家庭でも気になる姿がありましたら、教えて頂けると幸いです。

 

 

終わりに

4月を迎えるにあたり、新担任、旧担任で午睡時間や土曜日の子どもの登園数が少ない日を活用して、子どもや保育の引き継ぎなどを行いお子様について共有し準備をおこなっています。また、サポート職員も現在のつくし組の保育に携わり進級への移行がスムーズにいくよう計画的に保育を進めています

とはいえ、新しい環境への変化や子ども同士の関わり合いの中で、情緒の変化も出てくると思います。ご家庭では、夜泣きをしたり、抱っこを求めたするり姿が少なからず出てくることもあるかと思います。

特に1学期は、新入園児が仲間入りしたり、新しい環境になったりする中で、言葉にできない思いを噛みつきや引っ掻くなどの行動で表現する姿が増えていくことが予想されます。職員は、瞬時の動きを止められるよう見守りますが、複数の子ども達を見守っていると、とっさの行動を止めきれないこともあるのも現実です。

どのお子様も成長過程の中で手が出ることや噛み付く姿が出てくる可能性があります。噛みつきや引っ掻きなどは、1歳〜3歳の気持ちの表現方法の一つ。まず”自分”を出せるようになる事で、成長と共に心から人の痛みが分かったり、感情のコントロールができるようになっていきます。集団生活の中で、子どもが人の痛みや感情のコントロール、相手の気持ちを感じ取り、その場にあった行動ができるようになるための学び合いの機会ではありますが、私達職員もそのような姿が心が育ってきている証拠とは思いつつ、嚙みつかれてしまった子・噛みついてしまった子、両者に対して噛みつきを防げなかったことに大変心苦しさを感じます。

 

我が子が噛まれてしまったと聞くと、保護者の皆様もつらい気持ちになられると思います。「痛かったね」と、お子様の思いを受け止める関わりを、園でも大切にしていきます。

一方で噛みついてしまった・手が出てしまったお子様にも、「○○が嫌だったんだね」と行動の原因となった感情は受け止めつつ、「噛むのは痛いからやめようね」と、行動について伝えています。ご家庭でも、お子様の気持ちは受け止めながら、してほしいこと・しないでほしいことをお子様に伝えて頂くことも大切にしていただけたらと思います。

 

今年度も残すところ数日となりました。ご不安や心配なことなどありましたら、いつでもお声かけくださいね。

 

文責:山﨑

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