お知らせ

2023.04.10

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この先の人生が豊かなものになりますように(令和4年 そら組)

 

今回は、令和4年度のそら組のみなさんの素敵な所と、これから生きる力にどのように変わっていくのか私の視点でお伝えしたいと思います。

 

”やりたくない”もポジティブに捉えるところ!


例えば、今年子どもたちの発言を挙げると、、

「卒園式の練習したくない」

「給食の配膳でたくさん並ぶのが嫌だな…」

 

なぜ〜するの? このルールってなんであるの?

何のためにあるのか、しないといけないことなのか疑問に思うことは、大人は「決まりはきまり!」と誤魔化してしまうこともあるのではないでしょうか。

「じゃあ、練習する日を自分たちで決めたい!」

「配膳の場所を分けたらいいかな…」と

したくない!だけでは終わらず、じゃあどうする?という所まで、一緒に考えられる姿がありました。

どんな意見が子ども達とのやり取りの中で出ようとも「その考え間違ってる!」なんて否定的な言葉で返すことがない子ども達の姿に、職員も感心させられ私たちもそうでありたいと感じていた毎日でした。

そのような疑問は、今まで当たり前として触れられることのなかったことに着目し、自分なりに考える。時には”当たり前”を変えようとする。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、これからの社会を変える力になる第一歩の姿であり、子ども達の素敵な所だなと思っています。

 

工藤勇一氏は、“近い将来入試や就活で、偏差値が示す学力より、本人が人生経験の中で培った力が重要視される時代になっていくと考える”と語っています。

今からの変動の大きく柔軟性が求められる社会を、強く生き抜いていく力がつまっている子ども達だと思います!

 

 

「好き!楽しい!」が沢山見つけられるところ


自分の好きな物を詳しくとことん調べたり、友達の好きなものに興味をもち一緒に「好き!楽しい!」を共有する楽しさを知ってる、そら組の子ども達です!

この「好き」や「楽しい、ワクワクする!」と心が動く瞬間は、周りから与えられた課題以上に探求心が芽生え、時には心の支えになったり、これからのより人生を豊かにする糧になったりするかもしれません。

小学校でもより自分の心が動く経験が沢山できる場所になったらいいなと思っています。

そして、沢山の経験や色んな人に出会い、自分がどんな時に心が動くのか、知ることを大切にしていってほしいなと思います。

 

大好きなそら組さんへ💛


入学式で、楽しみな気持ちと同時に少し緊張している皆さんの姿が目に浮かびます。

一人ひとりの素敵なところに自信をもって、過ごしてほしいなと思います。

また、4月から新しい場所でも、楽しいことや好きなことを見つけて、この先も光り輝く人生になりますように…!

こども園でいつでも待っているので、小学校の話沢山お話聞かせてくださいね!

1年間ありがとうございました。

参考文献:「考える動く。自由になる。」 工藤勇一

文責:武田

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