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2023.04.27

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みーつけた!(0.1.2歳児)

新年度が始まり約1ヶ月。

初めて園生活を送る子ども達は、涙を流す時もありますが、段々と保育者や新しい環境に慣れ、笑顔が増えてきました。

また、進級児も新しい環境を受け入れながら、昨年度と同じように過ごす姿も見られます。

新しく入園した子どもたちも、進級した子どもたちも、少しずつ新しい環境に慣れはじめ、元気に遊ぶ姿を微笑ましく見守っているところです。

 

そんなこの1か月、子ども達は錦ヶ丘でいろんなものを発見しています!今回のブログでは、その姿を紹介したいと思います。

 

みつけたよ!

こども園の園庭には、多くの植物があります。

どしんと園庭の真ん中に立つなたおれの木。大きな枝を張り、新芽が息吹くせんだんの木。

赤やピンクの大きな花を咲かせる椿。井戸水から湧き出る水路の脇に真っ白な花を咲かす、カラー。

 

0.1歳児の子ども達は、カートに乗って散歩をしながら、色とりどりの植物を見つける度に、「あ~!(みて!)」と指を差し、教えてくれます。

「きれいな はなだね。」「あかい いろだね。」「かぜで ゆれてるね~。」と、まだ言葉を発しない子ども達に、話しかけ、みつけた気持ちに共感しながら、自然の風景を楽しむ毎日です。

 

これな~んだ?

2歳児の子ども達と園庭のプランターを見てみると、なにか実がついている植物を発見!

「なんだろうね~」「ね~」と、大人と子どもと一緒に覗いてみると、緑の実をつけたいちごが。

「いちご~!!」と嬉しくなった子ども達は思わず、ぶちっ!とちぎってしまいました。

 

「こら!」と言ってしまいそうな場面ですが、その時保育者は、「なんてことするの!」とは言いません。

その時は、このようなやり取りがありました。

保「あれ?いちごだね?なにいろかな~?」

子「みどり」

保「いちごってみどりなんだね。」

子「ちが~う!あかだよ!」

保「え!じゃ、いちごじゃないね。」

子「…」

子「あかくなるんじゃない?」

保「そっか。じゃあ、あかくなるまでまっていようか。」

子「そうだね。」

 

このようなやり取りの経験があり、今では毎日いちごのプランターを観察しています。毎日観察しているので、「あかくなった~!!」と、赤く熟したいちごを見つけると、嬉しそうに収穫し、子ども達は食べています。

 

また、実は、のはら園の築山の上の桜の木は、花が咲いた後、サクランボの実もなるんです!

もちろん、サクランボの実も、小鳥たちと競争しながら収穫し、年齢に合わせて種の誤飲に気を付けながら、美味しくいただいています。

知っている食べ物や、知らないけれど「これなんだろう?」と思った植物を日々発見し、一緒に調べたり、教えたりしながら過ごす毎日です。

 

5月に向けて

4月があっという間に過ぎ、いよいよゴールデンウィークですね。感染症もずいぶん終息し、外出する機会も増えてきました。きっとご家族で色々な計画を立てているかもしれません。

この機会に、季節の風景を楽しんだり、季節の物を食したりしながら、親子でたくさん触れ合って下さいね!

5月も自然に触れたり、様々な遊びを経験したりしながら、五感をたくさん使って、心が動くような遊びを一緒楽しんでいきたいと思います。

文責:桑元

 

 

 

 

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