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2023.05.30

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錦ヶ丘の端午の節句

5月5日は端午の節句でした。

こども園では、端午の節句という行事にどう触れたのかをお伝えします。

 

端午の節句に飾るものの代表として“鯉のぼり”があります。

園では子どもたちに鯉のぼりの製作をしてもらいました。

クラス全員で一斉にするのではなく、鯉のぼりを製作するコーナーを作り、そこでなぜ鯉のぼりを飾るのか等の由来は伝え、それ以降の製作などの活動は、子どもたち自身の「やってみたい」という主体性を大切にしました。

 

 

子どもたちは、自分で好きな色や色鉛筆、クレヨンを選んで描く姿がありました。自分で考えて、選択して行動に移すということは、子ども達の一日の生活の中でもたくさんあり、その積み重ねが成長していく上で大切になっていくと考えています。

同じものではなく子ども達それぞれのオリジナルの鯉のぼりは、子どもたちも達成感を感じられたようで、飾った物を見て「あれ、僕が作ったんだよ!」と保護者の方に伝える姿もありました。

 

 

今年も子ども達の手に届くところに鯉のぼりを飾りました。あまり見る事のない大きな鯉のぼりに、子ども達は興味津々!こいのぼりがあがると、見上げて触ってみたり、筒の中に入ってみたりする姿がありましたよ。

 

食事でも行事に親しみました。

鹿児島では端午の節句の際に、「あくまき」を食べる風習があります。給食後のデザート(4・5歳児のみ)として提供をしました、昔ながらの竹の皮を使った切り方で提供する事で、食への興味が高まったり、切るという一つの工程でも様々な方法があったりすることを知ることができました。

 

伝統行事は準備が大変で、家庭ではなかなかしたくてもできないこともあります。

数ある伝統行事の中でも端午の節句は、子どもたちの健やかな成長を祈る行事です。

子ども達自身が成長する喜びや、周りから大切にされている事を感じられたのではないかと思います。

幼少期から伝統行事に親しみ、その大切さや楽しさ等、様々な魅力を知っておくことで子ども達が伝統行事を後世に引き継ぐことにも繋がっていくといいなぁと思っています。。

 

 

こども園では、旧暦に沿って6月ごろまで鯉のぼりをあげています。今一度、お子様と一緒にご覧ください。

風に吹かれても、たくましく上を向いて泳ぐ鯉のぼりのように、子ども達も困難を乗り越え、成長してほしいです。

 

文責:唐仁原

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