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2023.06.27

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バスの中の命を守るために

バスの中で子どもが取り残される事件をテレビやニュースで見るたびに心が痛みます。

様々な事件を受けて錦ヶ丘では、何度もバスのマニュアルを見直し、話し合いを重ね改善してきました。

今まで以上にバスの安全運行を行うために、子ども達にバス乗車マナー指導を行いました。

今回のバス乗車マナー指導は、安全な運行ができるよう乗車する上でのマナーを知ることと、子ども達自身が自分の命を守る術を知ることを目的に行いました。

 

 

 

バスの中のマナーって何?

最初は、室内で子ども達に乗車中のマナーを伝えました。皆を安全に園に連れていく為に、とても大切な事だと伝えると真剣に聞いてくれました。

今回子どもたちには

①バスの中の話し声の大きさや姿勢 ②乗車時、降車時の挨拶について伝えました。

子ども達は、話しを通し安全にバスに乗るためにはマナーがあることを知り、意識が高まったように思います。

翌日から、朝の挨拶をする子ども達も増えました。

 

 

自分の命を守る方法とは?

そして後半はバス車内に移動して、万が一車内に取り残された時の話をしました。

外へ助けを求める方法の一つとして、クラクションがあります。

クラクションの鳴らし方を説明し、子どもにクラクションを鳴らすことで周囲へ助けを求める練習をしました。

運転席は、普段触ることがないため少し緊張した面持ちでしたが、一人ずつクラクションを押し音を鳴らすことができました。

年少のこども達は、年長の子どもたちと比べて体も小さいですが、しっかりと自分の体重をかけることでクラクションを鳴らすことに成功しました。

 

私たちは、大切なお子様の命を預かっています。

保護者の皆様が、子どもを安心して預けることができるよう、子どもの点呼や降車後の車内の確認など、安全運行に係る事は小さなことでも怠らず毎日行っています。

基本のマニュアルはありますが、そのままにせず、より安全に運行ができるにはどうすればよいのかを話し合う機会もあります。

世間の様々なニュースで不安になることも思います。何か気になる点がございましたら、お気軽にお声掛けください。

 

文責:唐仁原

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