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2023.07.15

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『のはら音楽会🎵』~ユーフォニアム編~

先日、こども園にユーフォニアム奏者7名の方々に来ていただき、『のはら音楽会』を開催いたしました。

ユーフォニアムとは金管楽器での仲間です。詳しくはこちらをご覧ください!…ユーフォニアムとは🎵

 

ユーフォニアムの音色に合わせて🎵

ユーフォニアム(金管楽器)と初めて出会う子どもも多く、朝からワクワクドキドキの子ども達🎵

演奏会が始まると、素敵な音色に心が弾み体を揺らしながら、目をキラキラさせて音を楽しんでいました。

大きな音にビックリしたり、きょとんと目を丸くして演奏者を見つめる子もいました。

手を叩きながらニコニコ笑顔で音を楽しむ子もいました。

演奏者の優しい心遣いで、子ども達の好きな曲、知っている曲、歌える曲を沢山演奏してくださり、子ども達も意欲的に音楽を楽しめ、あっという間の30分間でした。

『にじ』など知っている曲が演奏されると、年長組さんを中心に子ども達が自然に歌い出す場面もありました。ユーフォニアムの演奏と子ども達の歌声とのコラボは、なんとも言えない癒しの時間でした。とても素敵なハーモニー🎵

ユーフォニアムアンサンブルの素敵な音色に子ども達の心も弾み、手拍子をしたり曲に合わせて踊ったり歌ったりしながら、思い思いに音楽の楽しさを身体中で感じ、素敵な音楽会となりました。

ミッキーマウスマーチやつばめ、となりのトトロメドレーなどの曲が演奏されると、立ち上がって踊ったり、座ったまま手を動かして振付を楽しんだりとノリノリで音楽を楽しむ姿も見られました。

0歳児から5歳児まで感じ方や楽しみ方はみんなそれぞれでしたが、ユーフォニアムの優しい音色は子ども達の心に響いていたようです。

 

大きな楽器に興味深々

演奏会後、楽器を近くで見せていただきました。

ラッパのような音の出る部分(ベル)に顔を近づけて大きさを顔と比べる姿や、ピストンの動きやマウスピースに興味津々でじっと見つめる姿がありました。

 

また、楽器が3kgの重さだということで、3kgの塩袋で重さ体験もしました。

両手で袋を抱えて

「重たいね!」

と、驚いた表情を見せる子どももいました。

本物の楽器を近くで見る体験を通して、楽器の質感や大きさ、音が出る仕組みや重さを感じることができとても有意義な時間となったようです。

 

金色の大きな楽器(ユーフォニアム)を間近で見て感動!

綺麗な音色を耳で聴いて感動!

音の振動を体で感じて感動!

演奏に合わせて歌う心地よさに感動!

さまざまな感動を友達や保育者と共感しあい、心がときめく素敵な体験ができました。♪

 

豊かな感性と表現

幼児期の終わりまでに育ってほしい姿の1つに、豊かな感性と表現があります。

心を動かす出来事などに触れ感性を働かせる中で、様々な素材の特徴や表現の仕方などに気づき、

感じたことや考えたことをじぶんで表現したり、友達同士で表現する過程を楽しんだりし、表現する喜びを味わい、意欲を持つようになります。

豊かな感性は、生活の様々な場面で美しいものや心を動かす出来事に触れてイメージを豊かにし、表現に関わる経験を積み重ねたり、楽しさを感じたりしながら、育まれていきます。

3歳未満の子ども達も、心地よい音楽や楽しいリズムを耳にすると、

その調子や自分の楽しい気持ちに合わせて、思い思いに体を揺らしたり飛び跳ねたり、手や足で自分もリズムをとろうとするようになります。

保育者や友達など身近な他者と一緒に音楽を楽しむ中で、同じリズムで体を動かしているうちに自ずと心が共鳴し、一体感を味わうことの喜びも感じるようになります。

こども園では、日頃から本物との出会いを大切に保育を行う中で、壁面の花や飾りではなく、園庭の草花や虫との触れ合いから、沢山のことを学んでいるように感じています。

今回の音楽会は、テレビなどの映像ではなく本物の楽器に出会えたことで、子ども達にとって記憶に残る特別な経験となりました。

心を動かす経験が子ども達の遊び(表現)の意欲にもつながっています

早速、ブロックでユーフォニアムを作り演奏の真似をする子ども達もいて、本物を見たり、感じたりした経験が子ども達のイメージを膨らませ、表現遊びにつながっていることを強く感じた瞬間でした。。

子ども達の表現する意欲や喜びを大切に受け止めながら、今後も遊びの展開を見守っていきたいと思います。

参考文献:幼保連携型認定こども園 教育・保育要領解説

文責:宮原

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