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2024.01.16

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友達と関わりたい気持ち(0歳児 れんげ組)

1月とは思えないほどのぽかぽかとした気候が続き、今年も沢山戸外で身体を動かすことが出来そうです!

年明け、久しぶりに再会した子ども達の顔つきが一段とお兄さんお姉さんになっているように感じました。

また、友達と過ごす中で

「これだーれ?」

と指さしをして友達の名前を尋ねたり、

「〇〇くんだ!」

と話しかけようとする姿が見られるようになってきており、微笑ましい毎日です。

さて今回は、先日のはら園にカートで散歩に行った時の姿と、戸外遊びの中で私たちが大切にしている事をお伝えします。

 

気づきのチャンスを見逃さずに…!

新園舎になり、今まですぐに遊ぶことができたのはら園が少し遠くなりました。

寒い時期が続くと、どうしても「寒いから…」と室内を選択してしまいそうになります。

ですが、錦ヶ丘では「冷たい風、小雨の日、雪が降った日」など普段と天候が違う時こそ、自然からの気づきのチャンス!と捉えて保育に活動を取り入れています。

地域の方との交流や、行きかう車に少し緊張した表情が見られたり、園外で触れる景色に指差ししたりする姿も見られました。

園舎から一歩外に出るだけでも子ども達から見える世界がぐんと広がるように感じます。

 

落ち葉遊びから見えた姿🍂

のはら園にカートで散歩に行くと、落ち葉が小道にたっぷり落ちていることに気付いた子ども達。

落ち葉の上を、サクサクと踏みしめながら歩いたり、両手いっぱいに葉っぱを抱えて友達を掛け合ったりと、それぞれが遊び方を見つけながら遊ぶ姿がありました。

気になる友達が少し遠くにいると「おいでー」と手招きをしてみたり、「隣に座っていいよ、どうぞ」と隣の席をトントンと叩いて誘う姿が出てきました。

今まで見えてた自分だけの世界が少しずつ広がり、友達の遊ぶ様子が気になり始めたりやり取りが増えてきています。

時には思い通りにならず、おもちゃの取り合いになったり…引っ掻き、噛みつこうとする場面が出てくるかと思います。

私達もできるだけ子ども達の傍で見守りながら、

「私が使いたい!」

「貸したくない!」

という、遊びたいからこそ湧き出てくる思いを主張し合う姿も、これからも大切にしたいと思っています。

 

もしかすると保護者の方が初めてこの姿を見たり、お伝えしたりすると「友達と仲良くできるのかな…」と心配になるかもしれません。

ですが、この時期の子ども達は、

「~したい」

「自分の〇〇」

と思いを伝えあう中で、次第に自分とは違う思いがあることに気づいたり、少しずつ気持ちに折り合いをつけて過ごすような姿も見れてくれます。

そんな姿も見据え、楽しみながら、目の前の子ども達の成長を一緒に見守っていけたら嬉しいです。

 

 

文責:武田

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