今日のメニュー

＊鶏ごぼうおこわ

＊自家製ぬか漬け

＊ごまけんちん汁

クックパッドでも紹介している錦ヶ丘のおこわは、蒸す前に具材ともち米を炒めるのがポイント。味付けもこのタイミングで行い、具材から出た旨味を含む水分や調味料をもち米にしっかり吸わせます。今日のお米の量は11.5ｋｇ！おかわりも進み、すっかり完食でした。ちなみに、米はもち米だけでなく4：1の割合でうるち米も混ぜています。もっちり食感のもち米に、ふっくら食感のうるち米を混ぜることで柔らかい仕上がりになります。

ごぼうの香りと鶏肉が食欲をそそるおこわに仕上がりました。

自家製のぬか床を使って、ぬか漬けを作りました。今回の野菜は、35farmの大根とにんじんです。ぬか漬けのおかわりコーナーでは、「大根だけください」という大根派と、「大根はいらない、にんじんだけ！」というにんじん派に分かれて、どちらもよく食べていました。旬の根野菜は野菜そのものの美味しさも加わり、普段野菜が苦手な子もたくさんおかわりしていました！

試食相談会を行いました

今年度最後の試食会でした。今日の給食に加え、毎日提供している【手作りふりかけ】、営繕職員の庭で穫れた【瓢柑（ひょうかん）】、15時のおやつで提供しているレシピで作った【にんじんケーキ】も一緒に提供しました。昆布・大丸かつおパック・いりこでしっかり出汁を取って作ったごまけんちん汁が好評でした。具材のキャベツの甘みも活きていたように思います。

今日は、離乳食の食べ比べ体験も行いました。市販のものと、錦ヶ丘のもの。出汁で煮ている離乳食は薄味でも野菜本来の味をしっかり感じられます。参加していた９か月の赤ちゃん。普段はお野菜をあまり食べないそうですが、錦ヶ丘流離乳食を食べてくれたそうです！市販の離乳食を絶対に食べていけないというわけではありません。疲れている時、旅行の時、外食の時などうまく取り入れるのもいいと思います。SNSを見ていると、キラキラした離乳食の画像がたくさん！「あんなの作れないよ～」という相談も時にいただきますが、離乳食は出汁でお野菜や豆腐、魚を煮るだけで十分です。いろいろな味を一口でも経験すると、味の貯金が増え、将来食べられるようになるものが増えるんだそうです。私自身、娘にペッと吐き出された時も「口に入れられたから味の貯金が増えた」と捉えると、ずいぶん楽になりました。離乳食に限らず、今後も食に関して気になることがありましたらいつでもお声がけくださいね。

本日ご参加いただいた皆様、お忙しい中ありがとうございました！

今日の離乳食

すりおろしの鶏肉も、他の野菜を一緒に食べることで上手に飲み込めるようになりました。

文責：今屋