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2024.03.15

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やってみよう!~安心感から踏み出す第一歩~(1歳児 つくし組)

もうすぐ今年度が終わろうとしています。

今年度のつくし組の保育テーマ、

「やってみよう!~安心感から踏み出す第一歩~」を基に

生活してきた子ども達との一年間を振り返りたいと思います。

この一年を振り返って

〇いろいろな葛藤、もどかしさを感じたね。

集団生活を送るうえで、楽しい、嬉しい気持ちばかりではなく、時にうまくいかないこともありました。

どんな気持ちも、子どもたちの育ちに必要不可欠な、大切な気持ちです。

その度に、保育者は子どもを抱っこして、

「嫌だったね」「痛かったね」「やりたかったよね」と

気持ちを受け止めました。

 

〇旬の「美味しい」に触れたね。

四季折々の旬野菜の皮むき、

のはら園で採れた野菜を使ったクッキングをしました。

つくし組は給食のおかわり常連!食べることって楽しい、嬉しい、美味しい!を知っている子ども達です。

 

〇人と人との繋がりが広がったね。

新しく入った友達。

年下のれんげ組、年上のお兄さんお姉さんたち、プラスの友達や園の大人との交流がありました。

 

〇たくさんの「おもしろい!」「なんだろう?」を感じたね。

自然事象に気付いたり、生き物に触れたり、さまざまな素材に触れて、

感触や素材の変化を知りました。

 

去年4月のブログの中で保育テーマについて触れた際、

「一歩踏み出すための力となる揺るぎない安心感は、

その場限りや特別なことではなく、日々の積み重ねの中から作り上げられると考えます」

と書きました。

まさにつくし組の子どもたちと過ごした一日一日が、

子どもたちにとって揺るぎない安心感、

目の前のことに対し、

やってみようと一歩を踏み出す土台を作り上げていったのだと感じています。

 

すべての保護者へエールを

この一年、保護者の方にとっても、めまぐるしい一年だったのではないでしょうか。

私も、我が子が1歳児の頃から、

保育園、こども園にお世話になっていました。

育児と仕事を両立する大変さは、想像していたとはいえ、

いざやってみると、想像していた以上のことに溢れた日々でした。

 

いくら気をつけていても、

どうにもならない、

予測不能な子どもの体調不良や機嫌を前にして、

予定・想定していたことがままならない、

そもそも実現にすら至らないことも

多々ある状態の中で、

仕事と家事を並行しながら、

小さい子を抱え、

子どもの健康のこと、食事のこと、必要なものの準備…

 

限られた時間の中で、

その時ベストなタイミングで

子どもに関する大小さまざまな判断を下しながら過ごす生活を送ることは、

私にとっては、とても大変に感じることでした。

 

そのような経験もあり、

毎朝、保護者の方が、

子どもたちを連れて登園してきてくれることが

簡単で当たり前のことではないことは

よく分かっているつもりです。

 

登園してきた親子を迎え入れ、

朝からのおうちでのやりとりに思いを馳せつつ、

「お願いします」と、走っていくその背中に、

私たちは「いってらっしゃい」と、

心からのエールを込めて、見送ります。

 

お母さんお父さん、この一年、お疲れさまでした。

これからも続く、先の長い育児を、

わずかな期間ではありましたが、

一緒に伴走することができて、嬉しかったです。

 

さいごに

可愛いつくし組の子ども達と過ごせて幸せでした。

一年前と比べ、心も体も健やかに大きく育った子ども達。

やってみよう!と一歩踏み出し歩み始めた子ども達を、

これからもずっと見守っています。

 

文責;髙山

 

 

 

 

 

 

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