お知らせ
2024.03.30
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子ども達の姿から~その2~(年少組・3歳児)

新年度がスタートし、年中組に進級した子ども達。年度末の3学期、進級を意識した関わりを大切に取り組みました。
今回は、進級を意識した関わりについてのその2をお伝えします。前回ご紹介したブログ食事面・生活面の子ども達の様子も合わせてご覧ください。
言葉の面では…
・ありがとう、ごめんがいえる
・何があったか説明する
・友達の話に耳を傾ける
折り紙をしている会話を聞いていると、「それ、どうやって作ったの」「〇〇さん(保育者)に教えてもらったんだよ!」「教えてもらったら?」なんて素敵なやりとりをしていました。以前は「作って!」が多かった子ども達も、折り紙の本を持ってきて、「これ作ってみたいな!」という声をよく聴くようになりました。自分で作る楽しさや教えてもらう喜びも感じることができていることを感じます。
サークルタイムを通して…
年少組では、サークルタイム(話し合い活動)の時間を設けています。年少組でできる話し合い…抽象的な話題では難しいので、日常生活の一場面を切り取ったり、道具の使い方や遊び方についてというふうに、誰もが身近なこととして考えることができそうなことをテーマに話し合い活動を進めます。
ボールでどんな遊びができる?
先日行ったサークルタイムで、ボール遊びについて考えました。どうやって遊ぼうか…投げる・蹴る・転がす…などさまざまな意見が出ました。すると、サッカーもできるよ!ボールを蹴って網に入れるんだよ!と言うAくんの言葉を受け、話題はスポーツに広がり、自分達が知っているスポーツについて説明することを楽しみました。サッカーや野球は想像できましたが、色々なスポーツを知っていて、バスケットボールやラグビーなどについても、どのようにしたら点数が入るのかなども子ども達なりの表現で伝えていました。
家族がしているスポーツ、テレビで見るニュースや実際の試合を見て、知り得た情報を言葉にして表現する力がついていることがわかり、とても充実した話し合い活動をとなりました。
子ども達の思いを汲み取る
自分の思いを伝えることができるようになってきている時期だからこそ、「こうしたいのに!」という主張も多くなる時期でもあります。
家庭で、子どもの思うようにならず、主張する我が子と向き合うことの難しさを感じることもあるかと思います。
親として、子ども達が楽しそうにしている姿をみると嬉しいですね。その一方で、子どものテンションが高くなるあまり、危険な行動や迷惑な行動に繋がることもあり、ヒヤヒヤ、ドキドキすることもありますよね。
園では、子どもたちの気持ちを汲み取ることができるよう「やってみたかったね」「難しかったね」と気持ちを受け止める関りを通して、気持ちの落としどころをつけることができるよう関わっています。ただ、悔しくて泣いているだけではなく、物の取り合いや言い合いから手が出てしまったり、暴言を吐いてしまうこともある時期です。
しかし、気持ちを受け止める事と行動を受け入れることは同じではありません。「悔しかったから友達をたたいてもいい」「嫌だったから暴言を吐いてもいい」わけではないので、子ども達の様子を見ながら、手が出る直前で止めることができるよう見守り、「しないでね!」とその姿を制止したり、暴言を吐いていたら「言わないでね!」と制止するなど望ましくない言動に移す前にさせない関わりを心掛けています。とはいえ、すべてを止めることができるわけではないので、止めきれなかった際は、「嫌だったね。悔しかったね」と気持ちを受け止め、「してはいけない事」「言ってはいけない事」を伝えていくようにしています。
繰り返し同じ関わりを行うことで、気持ちのコントロールの仕方を覚え、望ましくない言動や行動が減少していくと考えています。
大人のようにはいかないもの…
大人は、気持ちのコントロールをすることが出来ますが、それが難しいのが子ども達です。
子どもは、大人の背中をよくみており、よい姿も、良くない姿も真似をします。なので、大人の言動や行動は気をけたいものです。
色々な事を吸収する時期、善悪の判断が難しい時期だからこそ、「子どもだからいいか」「でもかわいいから!」と見逃さずに、悪い事、いい事をしっかり伝えていきたいと考えています。
ぜひ、ご家庭でも子ども達との関わりの中で、見逃してしまっている姿などありましたら、ご家族で話し合ってみてください。大人の関わり一つで、子ども達の姿が大きく変わる事たくさんあります。
迷った時は、こども園にご相談ください。私たち職員も子育てのパートナーとして、保護者の皆さんと一緒に子育てのことを考えていきたいと思っています。
この一年間、年少組の子どもの成長・発達について、たくさんお話をさせていただきました。
その中で感じた、みなさんの子ども達に対する愛情、一生懸命向き合っているからこその悩み、子ども達と共に今を一生懸命生きているのだと感じました。子ども達もみなさんの思いをしっかりと感じ取ることができていると思います。年中組でも、子ども達のために共に悩みたくさんお話しできたらと思っています。
一年間ありがとうございました。
文責:田中