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2024.04.12

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春・新しい生活で感じること(0・1歳児 ましゅまろ)

桜も満開となり、木々の葉もだんだんと新緑の葉が芽吹き春を感じるこの季節。

認定こども園錦ヶ丘でも、新学期が始まり、たくさんの新入園児と一緒に新しい生活が始まりました。

0・1歳児は初めての集団生活。子ども達も保護者の皆様も緊張しながら登園する姿が見られたり、進級児も新しい保育者や環境に緊張したりと、

「春だな~」

と感じる今日この頃です。

今回は、この錦ケ丘で感じる「春」や「新しい生活で感じること」をお伝えしたいと思います。

 

お花が咲いたよ

ましゅまろ(0・1歳児の部屋)はテラスにすぐ出れるようになっていて、そこでプランターに「ブロッコリー」や「キャベツ」などの野菜を育てています。

その中に旧園舎から一緒に引っ越してきた「イチゴ」もあります。

園庭ではとどまるることなく芽を伸ばし、たくさんの陽の光を浴びて育っていたイチゴ達。

引っ越し後は園のプランターで育てています。まだ芽が出る前は、

「これなんだ?」

と不思議に感じた子ども達は、一生懸命砂場から砂を運んではイチゴの上に砂をかけ、

「大きくなーれ」

と言っていました。プランターの葉っぱは「イチゴ」であることを伝えると、

「イタイイタイ」

と言いながら砂を払い、成長を見守っていきました。そんな中、

「なんかある!」

とつぼみを見つけ、そのつぼみから白い花が咲くと、

「おはな!」

と教えてくれました。花が散り、葉の間の小さなつぶつぶのついた実を見つけると、

「イチゴ!」

と嬉しそうに教えてくれる子ども達。

これから実の色の変化を知り、収穫して食すことを楽しみにしているところです。

今後、テラスに出たり、のはら園や隣接する認定こども園プラス+に出かけたりする際は、植物の変化や空気の変化を感じながら過ごしていきたいと思っています。

 

新しい出会い!

4月は進級した子ども達と新しく入園した子ども達がいます。

進級した子ども達も、新しく入園した子ども達も、新しい環境や出会う大人に驚き、大きな泣き声が聞こえるのも、

私達保育者にとっては「春」を感じる時です。

子ども達も大人達も、まずは顔と名前を覚えながら、新しい関係性を作ろうとしています。

家族という環境から「集団」へと世界が広がった子ども達は、なかなか「初めて」に慣れない中でも、

一生懸命「泣く」という表現を通して自分の気持ちを伝えようとしてくれます。

また、慣れ親しんだ大人から、違う大人との関わりを不安に思い、

進級児もたくさん「泣く」という表現で気持を伝えようとしてくれます。

新しい環境や、大人と触れ合う中で、少しずつ「安心感」や「信頼感」を感じるようになることで、「新しい」生活が動き出していきます。

これも「春」ならではのことですね。

新しく出会う皆様と挨拶や会話を通し信頼関係を築いていくと共に、子育てのパートナーとして子ども達の育ちを見守っていきたいと思います。

春を楽しもう!

世界で「四季」があるのは日本だけだといわれています。地球の温暖化や色々なことが原因で少しずつ気候がずれてきていたなと感じたり、異常気象が起こったりとする

今の現状はありますが、「春夏秋冬」それぞれの植物や食べ物、空気の冷たさ暖かさなど、五感を使って感じることがたくさんあります。

錦ヶ丘でも「四季」を取り入れた活動も行っていきますが、ぜひ、ご家族でもこの季節を楽しんでほしいと思っています。

そして、新しい生活も一緒に楽しみましょう。

文責:桑元

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