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2025.05.22

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錦ヶ丘の避難訓練

本園では、児童福祉法に基づき、月に1回避難訓練をしています。訓練に合わせて、各クラスに置いている避難袋の中身も毎回確認しています。

月に1回の訓練では、地震や火災だけではなく、土砂災害、鹿児島ならではの桜島大噴火による災害等を想定しています。

 

 

なぜ避難訓練を行うの?

子ども達は、毎月の避難訓練を通じて、どのように避難をするのかを保育者と共に確認します。実際に災害が起きた時、安全な避難経路で慌てずに避難できるようにすることが目的です。

避難訓練は以下のことに気をつけて行っています。

〈子ども〉

  • 大人の指示をしっかりと聞き、安心して安全に避難できるようにする。
  • 非常袋の大切さに気付く。

〈大人〉

  • 子どもたちが安心して避難できるよう、冷静に適切な判断や指示をする。
  • 改善点を次の訓練に活かす。

実際に訓練を行うと、大人の指示を聞き、落ち着いて安全に避難をすることができました。年長、年中組の子ども達は、昨年までのことも覚えており、避難のお約束の「おかしもち」のこともよく理解していました。

避難袋の中身を確認しています。

 

錦ヶ丘では、どんな避難訓練を行っているの?

今年から、火災の際はどこから出火元か知らせないで訓練をしています。保育者が、出火元によって適切な指示や誘導の判断をその場でする練習をするためです。

非常ベルや警報の音が突然鳴ると、当然子ども達は不安になります。だからこそ、「大人がついているよ、安心してね。」「大丈夫だよ」と、安心できるような声掛けを行うことで、大人の指示を聞き、しっかりと避難経路を確認することができました。

 

さいごに

避難訓練で、大人の話を聞いたり、話を聞いて行動することは、訓練の時だけ急にできることではありません。。

日常的に、話を聞く時間は相手の顔を見る、放送を静かに聞くことができるようにしています。今後も様々なことを想定し、命を守る大切さを考えながら、訓練をしていきます。

「こんな災害があった時、家ではどう避難する?」「必要な道具って何だろう?」「避難場所はどこかな?」など、ご家庭で話をしてみてください。

 

文責:山﨑あおい

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