お知らせ
2025.08.14
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夏の遊びを通して(4歳児 年中組)

猛暑の日が続いていて、外に出ることが減ってきました。
そんな中でも、子ども達が夏ならではの楽しみ方や、夏の過ごし方を知ることができるよう、
- 夏の生活の仕方を知り、心地よく過ごす
- 夏ならではの遊びを通して、保育者、友だちとじっくり遊ぶ
年中組では、この2点を8月のねらいとして活動をしています。
この時期ならではの・・
シャボン玉作りや色水遊び、水遊びといった水を使った遊びを取り入れています。
水の感触を楽しむだけでなく、「この器にはどれくらい入る?」「別の器と比べてどちらが多い?」といったやりとりから、量や比較の感覚が育ちます。
また、夏の取り組みとして、活動後にシャワーも行っています。
汗を流してさっぱりする気持ちよさを感じるとともに自分で服を脱いだり畳んだりする練習にもなります。
また、ラップタオルで体を隠しながら着替えることで、人に見せてはいけない部分を意識するなど、性教育の一つとしても大切な時間です。
夏の遊びから育まれるもの
色水、水遊び、シャボン玉作りといった遊びは、涼しさや感触を楽しむだけでなく、友だちと協力して工夫したり、思いついたことを試したりするきっかけになります。
「もっと大きなシャボン玉を作りたい」「この色とこの色を混ぜたらどうなる?」といったやりとりの中で、自分の思いを形や言葉で表現する力や、相手の考えを受け止める力が育っていきます。
水の冷たさや光の反射、色の変化など、この季節ならではの経験が、子どもたちの表現を豊かにします。これからも、一人ひとりの持つ力やアイデアを大切にしながら、子どもたちのイメージが広がるような言葉掛けや、やってみたい、試してみたいと感じられるような環境づくりを工夫していきます。
文責:永吉