お知らせ

2025.08.27

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子ども達の広がる世界(0歳児 れんげ組)

 

新入園児1名を迎え0歳児クラスは、7名になりました。

8月の0歳児の保育目標は「生活や遊びの中で様々な物に触れ、音や形、色、手触りどに気づき、感覚の働きを豊かにする」です。

ねらいを決めた経緯とこれからの活動をお伝えします。

 

広がる興味と探索

れんげ組の子ども達の探索範囲はどんどん広がっています。「あれは何だろう?」「触ってみたい!」「今の面白かった!」と保育室内を自らずり這いやハイハイ、歩いて探索を楽しむ姿、表情や視線、喃語で保育者に伝えようとする姿、五感を通じてじっくり楽しむ姿があります。

そのような子ども達の姿から、たくさん体を動かして周りの環境に興味を持てるようにと園内探索の活動を始めました。

初めての環境に「何があるだろう?」と棚や机につかまり立ちをして手を伸ばしてみたり、「誰かいるぞ?」とガラス戸になっているもみじ組(職員室)を覗いてみたりと好奇心旺盛な子ども達。

廊下に展示された野菜を見つけると、手触りや感触を感じたり、匂いを嗅いでみたり口に運んでみたりと五感をフル稼働させて目、耳、鼻、口、肌などを通じて情報を得ようとする姿があります。「これヘチマっていうんだよ」「このお野菜つるつるしてて面白いね」と保育者が感じたことを、言葉にして子どもに伝える関わりをしています。

このような子どもの姿や活動を通して、「子どもの興味や探索活動から、様々な感覚を豊かに広げていきたい」という思いから、今回のねらいを設定しました。

 

今月の保育内容

今月は、のはら園で川のせせらぎや蝉の声、木漏れ日を感られるような戸外の散策で感性を豊かに育む活動を予定しています。また、氷遊びや水遊び、砂遊び、夏野菜を使う活動などを取り入れることで、夏ならではの遊びの経験を重ねていきます。0歳児の言葉にはできない「音がする!」「これなんだろう?」「触ってみたいな!」「不思議だな?」という表現を保育者が汲み取りながら、子どもの興味や探索活動を広げ、感覚の世界を広げていきたいと思います。

私自身、子ども達と過ごす初めての夏です。子どもと一緒に、面白がったり、不思議に感じたりしながら感性豊かな心を子ども達と共に育んでいきたいと思います。

文責:久米

 

 

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