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2025.08.27

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8/27のメニュー☆絵本コラボ『トコロウとテンジロウ』

絵本コラボ

錦ヶ丘では、毎月保育と給食を繋ぐ『絵本コラボ給食』を取り入れています。

絵本で出てくる食べ物が給食に登場することで、給食に興味を持ってもらうことが目的です。

今月の絵本はトコロテンを題材にした『トコロウとテンジロウ』(作者、天野碧海・絵、山口マオ・出版社、農山漁村文化協会)でした。

年長組はトコロテン作りに挑戦しましたよ。

トコロテンの材料は、天草という海藻です。熱することで天草の香りが広がり、あまりかいだことのない香りに「う~ん、くさーい!」と言うこども達もいました。

煮詰めること40分。天草をさらしで濾して、煮汁をバットに入れて冷やし固めました。

手作りの木製トコロテン突きを使って、ぐっと押し出すと…!トコロテンが棒状になって出てきました✨絵本と同じ光景に、こども達から歓声が上がりました。

自分たちで作ったものと、給食室で仕込んだものの味や固さの違いにも気付き、「なにがちがうんだろう?」と不思議がる様子もありましたよ。

給食でもトコロテンを提供しました。前年度はおやつで黒蜜や黄粉をかけて提供しましたが、好みに個人差がありました。そこで今年は、より柔らかいレシピで作り酢醤油をかけて提供したところ、初めて食べるこどもにも食べやすかったようで、おかわりをする子も多く、準備したトコロテンは完食しました!

絵本コラボ給食から感触遊びへ

この活動をきっかけに保育では各学年で感触遊びが広がっています。

寒天、ゼラチン、アガーなど、それぞれ特徴のある素材を準備しました。

棒寒天は乾燥したもの、水に漬けたもの、お湯で煮溶かしたもの、冷やし固めたもの、4パターンの感触の違いがあります。

水に漬けるとちょっと柔らかくなりました。不思議な感触にやみつきのこども達です。

鍋で火にかけると、寒天が溶けていきます。溶ける様子をじっと観察しています。

バットに移して冷蔵庫へ。トコロテンみたいに固まるのかな?どんな固さになるんだろう?

明日、次は冷やし固めた寒天を使って感触遊びを行います♪

ましゅまろ(0.1歳児)では、水に漬けた寒天の感触を楽しんだあと、電子レンジで溶かして固めていました。

今日の給食

*ごはん(五分搗き米)

*厚揚げのうま煮

*つるむらさきのごま和え

*梅スープ

旬のつるむらさきを使ってごま和えを作りました。香りに少しクセがあるため、南州農場のハムや旨味の多いきのこ、にんじんやおくらなど他の食材も合わせて和え物にしました。

白ごまを効かせたので、ずいぶん食べやすく仕上がりました。こども達もよく食べていましたが、今日はトコロテンのおかわりの方が人気だったようです。

スープは暑い日でもさっぱりいただける梅スープでした。梅は旨味も豊富。具材もわかめや豆腐などシンプルで、梅の風味が生きていました。

今日の離乳食

今日のたんぱく源は絹ごし豆腐です。とても柔らかいですが、手づかみ食べをするこどもは、指の力を上手に加減していましたよ。

文責:今屋

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