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2022.07.30

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段ボールで遊んだよ(1歳児つくし組)

子どもたちの姿の中で、おもちゃ箱を押したり、その中へ入ろうとしたりする姿がありました。

 

おもちゃ箱は、数に限りがあり、おもちゃ箱に入って遊ぶ事は、止めたい行動であるため、なかなか子どもの思うように遊ぶことができません。

 

何か代用できる物をと考えた時に段ボールだったら子どもたちが思いきり箱を押したり、入ってみたりしながら遊べるなと思い、いくつか用意してみました。

 

 

早速段ボールの中へ入ってみようとする子どもたち。段ボールは限られた狭い場所なので、友達と関わる接近、共有に持ってこいの場所です。

狭い場所に友達を入れるために、一生懸命段ボールの端に身体をよいしょと寄せる姿がありました。1歳児の子どもでも友達のために場所を空けてあげるという事ができるんだなと感動しました。

 

段ボール遊びは直接刺激が入ることで、手足の位置や長さを把握し、自分の身体の大きさを知ることに繋がります。

 

もちろん物や場所の取り合いで喧嘩になることもたくさんありました。

しかし、この子ども同士の擦れ合いも物や場所を共有しているからこそのことで、その経験の中で、子どもたちは「こんなことをすると友達は嫌なんだな」「こんなふうにすると友達も嬉しそうだな」ということを学んでいきます。

集団生活だからこそ学べることだと感じています。

 

 

以前遊んでいた新聞紙を出してみると

丸まった新聞紙を集めてゴミ収集車のように押してみたり、新聞紙を投げて段ボールに入れてみたりしていました。

素材を組み合わせると遊びも広がりますね。

 

この日に限らず、段ボールがボロボロになるまで遊び込みました。

 

今回は子どもたちのおもちゃ箱に興味を持つ姿から段ボール遊びを行いました。

このように、子どもたちの姿から、一見、止めさせたい行動も何か遊びの中でできないかな?何か代用できる物はないかな?という視点からも保育を行っています。

 

ご家庭でも身近な段ボール。荷物が届いた時にはぜひ、お子様と一緒に入ってみたり、お子様を中に入れて押してあげたりして遊んでみてはどうでしょうか!子ども達はとても喜ぶと思います!  文責 森

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