お知らせ
2023.01.25
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運動遊びってたのしい!(1歳児 つくし組)

1月になり、作業療法士の中鶴さんによる運動遊び(全3回)がありました。
これまでの園生活の中で、身の回りの事を「自分でしたい!」や「嫌だ!」という思いを伝える姿など、沢山の心の成長がありました。
のはら園や園庭・運動遊び・リズムなど、全身を使った遊びや探索が盛んになったことで、走る・跳ぶ・登る・押す・引っ張るなど全身を使う遊びを楽しむ様子が見られていきます。
前回より更に体の動かし方の上達した子ども達。
これまでは週2回だった運動遊びを、毎日取り入れてみました。
今回の目的は?
今回の運動遊びの目的は、子どもの「やってみたい!(自発性)」を引き出す事です。
ここで遊びたいな…
友達の遊んでいる姿を見て、「あの場所で遊びたいな…」という表情を浮かべたBくん。
友達が遊んでいるためなかなか自分の遊びたい場所に入っていけず、もどかしい様子。
「あの場所で遊びたいけど…」と葛藤しています。
近くまで行って見ていたり、人のいなくなった時に遊んでいる姿を見て、Bくんの「ここで遊びたい」という気持ちをもっと引き出したい!と思い、運動遊びに取り組みました。
自信を持って遊ぶためには
Bくんが自分の遊びたい場所に行った際に、大人の顔を見ながら何度か確かめる様子がありました。
実は、その視線こそが子どもが不安や喜び等の気持ちをアイコンタクトで表現している合図なのです。
子どもは遊びの中で「挑戦してみたいけど不安だな…」「今できたの見てた?」という視線を大人に送っています。
大人が「いいね!」「見ているよ!」という視線を送ったり、声を掛けたりすることで、子どもは安心感を持って遊ぶことができます。
さっそくBくんに視線を送ってみたところ、大人が見てくれている(応援してくれる人がいる)という安心感を持って、様々な遊びに挑戦しようとする姿がみられました。
繰り返し保育者と視線を合わせることで、自分の遊びたい場所で遊ぼうとする姿や他の運動装置にも挑戦していく姿から、少しずつ自信を持って遊ぶ事ができるようになってきてると感じました。
自信を持ったBくんは、遊びたい場所で友達が来ると「僕が遊んでいる!」と言わんばかりに、独り占めしたい自分の気持ちを全身で表現することができました。
気持ちを伝える姿
自分の気持ちを言葉にして伝えることは、まだまだ難しい年齢です。友達との関わりを通し、物や場所の共有から泣いたり、怒ったり、時には手が出たり、噛みついてしまうこともあります。
もちろん手が出る前に止めるようにしていますが、とっさの事で間に合わないこともあります。
そんな時は、大人が「遊びたかったね」「ここがよかったよね」「嫌だったんだよね!」と気持ちを受け止めることで、気持ちが落ち着くまで寄り添っています。
子どもが落ち着いてきた頃に体の向きをそっと遊びに向けたり、「遊びたくなったらいっておいで」と声をかけたりすることで再び遊びに戻っていくことができるようになってきました。
つくし組(1歳児)では、子どもがありのままの気持ちを伝えようとする姿(泣いたり、怒ったり、手がでそうになったり)を引き出すことができたと捉え、これからも喜怒哀楽の感情表現も大切にしていきたいと思います。
毎日の運動遊びから感じたこと
毎日の運動遊びの中で、子どもの「ここで遊びたい!」「〇〇できた。次は〇〇してみたい!」という積極的な姿や友だちと場所を共有することで関わり合いが深まることを感じました。
保育者が、子どもからの視線を捉えることで、こどもの興味がどこを向いているのかということがわかり、こどもの行動を認める声掛けやアイコンタクトが増えよりよい関わり方の学びとなりました。。
これからも運動遊びを取り入れて、子どものやってみたい!の気持ちを引き出していきたいと思います。
文責:池田