お知らせ
2023.07.13
Blog
7月避難訓練(不審者訓練)
7月の避難訓練は、『不審者の侵入』を想定して行いました。
今回のねらいは2点
①「合言葉を理解し、不審者が来た時にどのような行動をとればいいか考えたり覚えたりしながら、避難訓練に参加する。」
②「子どもの命を守るためにはどのように不審者に対応すればいいかを考え、実践する。有事の際、不審者への対応ができるよう、警察の方から基本的な姿勢や心構えを学ぶ。」
こども園で過ごしている時に不審者に遭遇したら…外出中知らない大人に声をかけられたら…
どのように対応すればよいか大人も子どもも考えられるよう今回の訓練内容を計画しました。
こども園に不審者が侵入してきたら
保護者の方の送り迎えに紛れ込んだり、敷地内の柵や門を飛び越えてきたりすることも想定されます。
「どの時点で不審者と判断するか」「どのように対応すればよいのか」子どもの安全を守るためにもしもに備えて年に2回不審者訓練を行っています。
今回は、警察の方に不審者役をお願いし、不安な気持ちにさせないよう子どもからは見えない場所で訓練をおこないました。
園庭付近を歩いてくる男性。よく見るとネームを下げておらず、近くにいた職員が声をかけます。
『ミミちゃんの時間です』という合言葉を聞いた別の職員が、職員室に連絡したり、不審者の対応をしたりと素早く連携を取って対応しました。
様々な大人が出入りするこども園だからこそ、早期発見・対応がとても大切なのだと改めて感じました。
一方、子どもと一緒にいる大人は、子どもが不安にならないようカーテンや鍵を閉めて落ち着いて声を掛けます。
どのような状況であっても、まずは大人が落ち着いて行動することが大切です。
大人が落ち着いていることで、子どもも落ち着いて話を聞くことができました。
みんなに伝えたい事
安全を確認した後、リズム室に集まって警察の方のお話しを聞きました。
これから夏休みに入り、楽しいイベントも沢山あり、外出する機会もあります。
そこで大切にして欲しいのが、いかのおすしです。
いかのおすしとは…
①知らない人についていかない。
②知らない人の車にはのらない。
③おお声で叫ぶ。
④すぐ逃げる。
⑤近くの大人にしらせる。
もし知らない大人に声を掛けられた時にいかのおすしを覚えていれば、自分を守る事ができます。
こども園でも、どんなことが起こっても全職員が落ち着いて対応できるよう、今回の訓練の振り返りやアドバイスを活かしていきたいと思います。
毎月様々な避難訓練を開催していますので、ご家庭でも「こんな時はどうする?」とお話してみてくださいね。
文責:池田