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2024.09.20

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非常食・・食べたことありますか?

玄関前に展示してありました、非常食をご覧になったでしょうか?

9/12避難訓練に併せて、非常食を食べる体験活動をした時の様子をお伝えします。

 

【非常食はどんな時に食べるの?】

今回の活動のねらいは、

  • 大人は災害や緊急事態が発生した場合、園に備えてある非常用の食料を安全な環境の中で安心して提供できるようにする
  • こどもは災害時に園に備えてある非常用の食料を食し、体験することで防災意識を高める

でした。

園では月に一度、必ず避難訓練は行っていますが、非常食を食べる機会はあまりありません。

災害の多い日本。いつ何が起こるか分からない状況でも、「園にはちゃんと食べる物はあるんだよ」と安心してもらう意味で、今回非常食を食べる経験を行いました。

非常食についてのサークルタイムをした後、 『非常食って何? 非常食を食べるの? いつ食べるの? 大事に食べよう! みんなで話してみよう!』の動画(備蓄チ―ム作成)を見ました。

もし被災したら

「どうしたらいい?」

「ご飯はどうなる?」

など、不安のあった子ども達ですが、動画視聴後は、非常食があることで、実際に避難した時にも「食べ物や飲み物があるんだ」と、安心して過ごすことができると分かったようです。

以上児は、実際に被災したら「困ること」をクラスで考えてみました。

子どもたちからは

「水がなければお風呂に入れないし、手を洗えない」

「電気がなければ冷蔵庫も使えないし、テレビも見れない」など

普段の生活を思い出しながらの発言が挙がり、その上で、非常食を試してみました。

 

【実際に作ってみよう!食べてみよう!】

今回の非常食試食は、

・少量の水で作ることができるおにぎり3種類(わかめ・鮭・五目ごはん)

・そのまま飲めるミルク(赤ちゃん用)

・いちご味ライスクッキー(アレルギー対応食)

・離乳食

を実際に作って試食をしました。

0歳児は、常温で保存できる液体ミルクを飲みました!哺乳瓶も使い捨て哺乳瓶を使用しました。私たち大人も、子ども達と一緒に手順を確認しながら、子ども達と一緒に非常用おにぎりを作り、できるまで楽しみに待ちました。

非常食が出来上がると、子ども達は興味津々で試食!

「こんな味がするんだね!」

「いつも給食のご飯はたくさんあるのに、これだけしかないんだね」

と、味、量など、子どもながらに様々な気づきがありました。サークルタイムで、被災時は、「食べ物には限りがあること」「好き嫌い出来ないこと」「大切に食べなければならないこと」を学んだ学年もありました。

私たち大人も非常食を作るのにどのくらい時間がかかるか、どのような食べ物だったら食べられるのかを把握するとても良い機会となりました。

11月は非常時に水も電気も使えない想定での訓練を企画しています。

非常事態に備えて、子ども達が安心できるよう、大人が常日頃から準備していくようにしたいですね。

2歳以上児は、毎月の避難訓練を通して、「おかしもちの」の話がきけるようになったり、「ダンゴムシのポーズ」ができるようになったりと自分の身を守るための防災意識が育ってきています。

ぜひお子さんと一緒にご家庭にある備蓄や非常食を確認し、「災害がきたらどうする?」のお話をしてみてくださいね。

文責:  備蓄担当:三枝(事務)

 

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