お知らせ
2024.12.23
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食事のマナーについて知ること(年少 3歳児)
年少組では、ご飯炊きとおにぎり作りをしました。
絵本の「おにぎり」を子どもたちと何度も読み返したり、おにぎりを作る手の動きを真似たりと、ご飯を握ることを楽しみにしながら想像を膨らませていました。
クッキングでは、お米のあたたかい感触やお米の炊ける香り、何よりも自分で作った食事の美味しさに気づきながら活動に参加している姿がありました。
今回は、「3歳児の食事マナー」についてお伝えします。
現在一緒に考えたり、伝えているマナー
食事の中で大切にしてることは、友達や保育者と一緒に食べることの楽しさを感じるとを基本としたうえで、食事のマナーを知り意識が高まるようにしています。
①食器を持ってご飯を食べる。
スプーンを使って食べる、お皿を水平に持つなど、左右の手が違う動きをしながら食事をすることで、食べこぼしを減らし、お箸を握るために必要な体の使い方を学んでいます。
②「おかわりください!」自分の気持ちを言葉で伝える。
以前は、おかわりをする際、何も言わずお皿を保育者に差し出していました。子どもに、何が欲しいのか言葉で伝えてほしいこと伝える事で、「〇〇のおかわりをください。」と。自分の思いを伝えることができるようになってきました。
③どうして、食事中のトイレはあまり良くないのか?
食事中に友達が、トイレにいくため席を離れると、連鎖するように他の子どもたちもトイレへ行きたがる様子がありました。衛生面や食事中に席を離れることは食事のマナーとして、良くないことを伝えることで、食事の前に、排泄を済ませようとする意識が高まってきました。
これから伝えていくこと
先日、給食室の調理を担当しました。食材は、皮ごと調理し食べることのできる極限まで活かしていることを体感しました。
単に「残さず食べなさい」と伝えるよりも、実際に調理の現場を見たり、大人がまず食材を大切に扱っている姿が、なによりも子どもたちにとって刺激になると思います。
調理過程の見学やクッキングを通して、食べ物を大切にすることや食材や給食を作ってくれた人に感謝する気持ちが高まるよう取り組んでいきます。
ブログ「ランチルームでの取り組み」もご覧ください。
文責:武田