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2021.05.13
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大好きなリズムの時間(1歳児 つくし組)

こども園ではどの学年でも『リズム』を行っています。
リズムとは?
ピアノの曲に合わせて身体を動かします。例えば、『おうま』の曲ではハイハイ(四つ這い)の動き、『うさぎ』の曲では両手を上に伸ばして曲のリズムに合わせてジャンプをします。
リズムの目的は、
①様々な曲に合わせて自分の身体をコントロールしながら動かし、体幹を育てる
②ピアノの音を聴いて何の曲かを判断し、音楽の速さに合わせて身体を動かすことで集中力を育てる
③動物のイメージを膨らませ、創造力を育む
などが挙げられます。
ですが、つくし組ではまずは『やってみたい!!』という意欲を一番大切にしています。
つくし組のリズムの様子
進級児の子ども達は、昨年度も隣のつくし組からピアノの音が聴こえてくると、保育者の動きを真似てリズムをしていました。進級してからは新入園児の良い手本となっています。
新入園児の子ども達は、保育者や周りの子ども達の様子に興味津々です。初めのうちはじっと見ていることが多かったのですが、最近ではやってみたい曲が始まると見よう見真似で少しずつ参加する姿が見られるようになってきました。
●目的の①に関して
特に1歳児では地面に近い動きを大切にしています。地面に近い動きと言えば、寝返り、腹這い、ハイハイなどが挙げられます。これらの動きは、身体の根っこを育てる動き=赤ちゃんのうちにたくさん経験する動き です。
人間は地面に目線が近くなるほど「怖い」と感じます。同じスピードでも、立ったときと地面に近い時では、体で感じる感覚が全く異なるのです。
地面に近い動きを取り入れることでこの「怖い」という感覚がなくなり、いろいろな動きが出てくることで体幹が育っていきます。
例えば、下記の写真のように『どんぐり』や『わに』、『おうま』の動きです。
『おうま』のハイハイの動きは全身運動で、特に背筋が鍛えられます。背筋はバランスを取るのに重要な筋肉です。
また、目と手、手と足など二つ以上の部位を同時に使う協応動作が上手にできるようになると、転倒しそうな時に危険を察知して手を伸ばすなど危機回避能力も鍛えられます。
●目的の②に関して
保育者から「次は○○だよ」と事前に動きを伝えることはしていません。ピアノの曲を聴き『これは○○!!』と自分で判断して動き始める子ども、保育者や友達の動きを見て真似る子と様々です。
『聴いて判断する』ことは集中力を育てます。また、周りを見ながら友達とぶつからないように動くことで判断力や集中力が育ちます。
このように『リズム』は子ども達の成長にとって良いことがいっぱいあります。
これからも毎日の保育の中に取り入れ、子ども達自身が「楽しい!」「もっとやりたい!」と思えるような充実した時間にしていきたいと思います。
文責:川宿田